阪神OBの関本賢太郎氏が5日放送のフジテレビ系「ジャンクSPORTS」に出演。「今年もプロ野球開幕!レジェンドが語る…笑いと涙と怒りの裏エピソード」を披露した。 1996年度ドラフト2位で阪神に入団した関本氏はプロ11年目の2007年に初…

 阪神OBの関本賢太郎氏が5日放送のフジテレビ系「ジャンクSPORTS」に出演。「今年もプロ野球開幕!レジェンドが語る…笑いと涙と怒りの裏エピソード」を披露した。

 1996年度ドラフト2位で阪神に入団した関本氏はプロ11年目の2007年に初めて開幕スタメンした。同年3月30日の開幕・広島戦(京セラドーム大阪)では4打数1安打で「上々の滑り出しをした」。それが「2戦目からノーヒットが続いて気づけば27打数1安打になった」と振り返った。

 開幕戦を終え・250だった打率はどんどん下降し、「道中で0割9分0厘(・090)になったら先輩から『おい携帯!』って」とからかわれたと打ち明けた。隣に座っていた元横浜、中日の谷繁元信氏も「よく言う。市外局番とかね」と同調し、関本氏も「そうそうそう。0割6分0厘で『おい大阪!』とか言われたり」と笑わせた。

 「さすがに0割3分とかなってきたら誰も絡んでくれない」と言い「普通の選手の数字に戻るのに夏ぐらいまでかかった」。苦しかったシーズン序盤でも使い続けてくれた首脳陣には「感謝しかないです」と思いを語った。

 関本氏は開幕戦の後、出場10試合連続無安打で、打率・037まで低下。4月14日の横浜戦(甲子園)でようやく安打が出て、そこから4試合連続安打と盛り返し、打率・250になったのは5月9日だった。最終的に131試合に出場したこのシーズンは打率・243で終えた。