<大相撲一月場所>◇十一日目◇22日◇東京・両国国技館【映像】16歳の“天才”力士の鮮やかな妙技 現役最小兵の16歳“天才力士”が、一回り大きな相手を素早い動きで翻弄。鮮やかな妙技で転がし、「運動神経おばけ」「お見事」と称賛の声が相次いだ。…

<大相撲一月場所>◇十一日目◇22日◇東京・両国国技館

【映像】16歳の“天才”力士の鮮やかな妙技

 現役最小兵の16歳“天才力士”が、一回り大きな相手を素早い動きで翻弄。鮮やかな妙技で転がし、「運動神経おばけ」「お見事」と称賛の声が相次いだ。

 注目を浴びたのは、序二段四十六枚目・康誠(秀ノ山)。小学生時代に“天才相撲少年”として話題を呼んだ康誠は、中学卒業後に角界入りを果たし、昨年五月場所の前相撲で初土俵を踏んだ期待の新鋭だ。身長160センチ・体重68キロと現役最小兵ながら強靭な足腰と俊敏な動き、類まれなセンスをあわせもち、観客を沸かせる相撲を取り続けてきた。

 身長178センチ・体重118.2キロと一回り大きな序二段四十九枚目・氏家(浅香山)と対戦した十一日目の取組では、立ち合い当たってから右に飛ぶと、素早く回り込んで相手を翻弄。氏家がついてこれなくなったことを見計らうかのように鮮やかな肩透かしを決めて勝利した。勝った康誠は3勝目を挙げて星を五分に戻し、十二日目以降勝ち越しをかけて7番相撲に挑む。敗れた氏家は4敗目を喫した。

 素早い動きで大きな相手を翻弄し、鮮やかな技で勝利した康誠。小さな体格ながらセンスの光る一番に、相撲ファンも「わぉ!」「運動神経おばけ」「天才きた」「お見事」「うめえ」と称賛の声を寄せていた。
(ABEMA/大相撲チャンネル)