元世界ランキング4位で現在74位の錦織圭が、全豪オープンの2回戦に登場。世界ランキング11位のトミー・ポール（アメリカ）を相手に見事な“パッシングショット”を決めた。【映像】世界11位を翻弄！激うまパッシングの瞬間 断続的な雨による約7時…
元世界ランキング4位で現在74位の錦織圭が、全豪オープンの2回戦に登場。世界ランキング11位のトミー・ポール（アメリカ）を相手に見事な“パッシングショット”を決めた。
断続的な雨による約7時間のディレイを経て始まった錦織の2回戦（日本時間15日）。第1セット、第8ゲームで錦織が技術の詰まったショットを見せる。
トミー・ポールが放った192キロのサーブになんとかくらいついてリターン。するとトミー・ポールは、コートの前に落とす優しいロブで錦織を前後に揺さぶる。これに反応した錦織は一瞬の加速で間合いを詰めると、最後は前に出てきていた相手の脇を抜くパッシングショットを成功させてこのゲームを制した。ギリギリのところでボールに追いついて、逆に得点を奪う錦織のショットにアリーナは大歓声。割れんばかりの拍手で錦織を称えた。難しいショットを決めた錦織も右手でガッツポーズを作り、何度も拳を振る。会心の一打に手応えを感じているようだった。
解説の岩渕聡氏は「（サーブに対する）リターンもよく反応しました。クロスに見せかけてのダウンザライン。素晴らしいタッチです」と錦織のショットを称賛している。
SNSのファンたちは「パッシングの精度がエグすぎる」「見事なダウンザライン」「このパッシングめちゃくちゃうまいな」「錦織の激うまパッシング」「錦織圭のダウンザラインがするどくなってきたぞ！」と歓喜した。
錦織は第4ゲームに続いてこのゲームでもブレイクに成功。タイブレイクに突入しながらも7ー6で第1セットを獲得した。しかしその後は世界ランク11位の相手に0ー6、3ー6、1ー6と3連続で奪われて2回戦敗退となった。
（ABEMA／WOWSPO／全豪オープンテニス2025）
