東海大菅生-青森山田 4回裏東海大菅生1死、片山が右中間に本塁打を放つ=甲子園【写真提供:共同通信社】

 

 

 

夏の日差しも西に傾いた17時01分に始まった第99回全国高校野球選手権大会第10日第3試合・4回戦。初戦の2回戦で高岡商(富山)に11対1で圧勝した東海大菅生(西東京)と、同じく2回戦で1回戦から勝ち上がった彦根東(滋賀)を6対2で下した青森山田(青森)との戦いは、東海大菅生自慢の打線が序盤から猛威を振るった。

1回表、東海大菅生は先発の背番号「11」戸田 懐生(2年)が青森山田を三者凡退に仕留めると、その裏、1番・田中 幹也(2年)の右翼二塁打を契機に二死三塁から4番・片山 昂星(2年)が青森大会では登板がなかった青森山田先発・三浦 慶真(3年)左中間を破る痛烈な二塁打を放って先制。2回裏には一死一・三塁から9番・戸田 の内野ゴロの間に1点を追加。さらに3回裏は青森山田のエース左腕・三上 世視滝(3年)からビックイニングを作る。

まず無死一塁から3番・主将の小玉 佳吾 (3年)が左中間に飛び込む大会第45号2ランで4対0。一死三塁から6番・佐藤 弘教(3年)がライト前へタイムリー、7番・牛山 千尋(3年)がライトの頭を超える適時三塁打、8番鹿倉 凜多朗(3年)もタイムリーで続き、7対0と大差をつける。

そして4回表には、ここまで二打席連続で二塁打を放っている4番片山が今度はライトスタンド中段に飛び込む大会第46号ソロ本塁打で、8対0とした。

一方の青森山田は7回表、7番・中澤 樹希也(2年)が大会史上28人目となる一大会個人3本塁打となる大会第47号ソロで反撃し、3番手の斉藤 勇太(3年)も3回3分の1を5安打1失点と奮闘したが、大勢を覆すことはできず。

結局、8回裏にも一死二塁から3番小玉がこの日、4安打目となるレフト線を破るタイムリーツーベースで19安打2本塁打9得点の猛攻を見せた東海大菅生は、戸田も強打の青森山田打線を6安打に抑え7奪三振1失点完投勝利。大会屈指の好右腕・松本 健吾(3年)を温存したまま9対1で快勝した。

なお、過去3度出場しているセンバツと合わせ、6回目の甲子園で初のベスト8に駒を進めた東海大菅生の準々決勝は8月20日(日)の大会第12日・第1試合。これもセンバツ1度を含め4度目の甲子園で初のベスト8進出を遂げた三本松(奈良)との一戦で、早稲田実業以来、2年ぶりの西東京勢ベスト4入りを目指す。