住友生命Vitalityレディス東海C 女子ゴルフの国内ツアー・住友生命Vitalityレディス 東海クラシック最終日が18日、愛知・新南愛知CC美浜C(6502ヤード、パー72)で行われ、単独首位で出た19歳・尾関彩美悠(フリー)が5バー…

住友生命Vitalityレディス東海C

 女子ゴルフの国内ツアー・住友生命Vitalityレディス 東海クラシック最終日が18日、愛知・新南愛知CC美浜C(6502ヤード、パー72)で行われ、単独首位で出た19歳・尾関彩美悠(フリー)が5バーディー、3ボギーの70で回り、通算13アンダーで初優勝を飾った。前週の川崎春花に続く10代ルーキーの連続優勝。台風14号の接近に伴う荒天による約2時間の中断も跳ねのけた。吉田優利(エプソン)は今シーズン5度目の2位となった。

 最終18番。2メートルのバーディーパットを決めると、尾関は拳を握り歓喜を爆発させた。首位から出たこの日は午前9時に降雨のため中断となり、2時間5分後の11時5分に再開。雨も風もあり、難しいラウンドだったが、19歳は動じることがなかった。前半を1バーディー、1ボギーで折り返すと、後半は10、11番で連続ボギーを叩いたものの、12番パー5でバーディーを取り返した。さらに15、16番でスコアを伸ばし、18番パー4の第2打を寄せ、勝負を決めた。

 尾関は岡山・倉敷出身の19歳のルーキー。6月の宮里藍サントリーレディスに続き、2度目の最終日最終組だった。前回は2位から出て8位で終えたが、「次に最終日最終組になったら、優勝したいです」と意気込んだ3か月後に巡ってきたチャンスを見事にモノにした。女優・小芝風花に似ていると評判。前週でツアー初優勝を飾った同期の川崎に続き、女子ゴルフに今週も新星が誕生した。(THE ANSWER編集部)