2020年の東京五輪で日本勢のメダル獲得が期待されているスポーツクライミング。そのスポーツクライミングにおいて日本を代表する選手である野口啓代選手と野中生萌選手が、元・陸上十種競技選手の武井壮氏と一緒に「三井不動産クライミングパーク for TOKYO 2020」のオープニングイベントに出演した。

イベントではそれぞれが思うスポーツクライミングの魅力について語るとともに両選手のスゴ技も披露。野口選手はつま先だけで壁にぶら下がる技を、野中選手は「ランジ」と呼ばれる壁を瞬間移動する技を見せ、観客を湧かせた。

その後3名は横スピードを競う「スピード」ウォールに移動し、タイムを競う勝負を開始。武井氏が練習での自己ベストより2秒縮めたタイムでガッツポーズを決めるも、続く野口選手、野中選手にあっさり抜かれ、プロクライマーの実力を見せつけられる結果となった。

スピードウォールに挑戦する武井氏

最後に野口選手、野中選手は共に2020年の東京五輪に向けて抱負を語り、武井氏から「金メダルお願いします!」と激励をうける場面も。また野口選手は本イベントについて「クライミングをたくさんの方に知っていただく良い機会。ぜひ多くの方に体験してほしい」と参加を呼びかけた。

この「三井不動産クライミングパーク for TOKYO 2020」はクライミングを気軽に体験できるイベントで、5月18日から21日までららぽーと豊洲のシーサイドデッキにて行なわれる。期間中はスポーツクライミングの2つの種目である「リード」「ボルダリング」のウォールと、横スピードを競う「スピード」ウォールや小さな子どもでも楽しめるキッズウォールの合計4種類が設置されている。

イベント詳細は以下の通り

「三井不動産クライミングパーク for TOKYO 2020」

◆日時:2017年5月18日(木)~5月21日(日)10:00~17:00(受付16:30まで)

※荒天時(雨天・風が強い場合)は中止

※5月20日(土)は「クライミングアカデミー」開催のため、15時頃まで一部の施設が利用不可

◆対象:原則、小学生以上。

※小学生未満のお子様が体験できるキッズ用ウォールも一部設置

◆参加費:無料

◆会場:三井ショッピングパーク アーバンドック ららぽーと豊洲 シーサイドデッキ