★「率直に抑えられてうれしい」(早大・柳澤)

2安打12奪三振でリーグ戦初完投初完封の早大先発・柳澤 一輝(4年・広陵)=神宮球場

☆東京大vs早稲田大2回戦
東京大  000 000 000 =0
早稲田大 000 221 61×=12
【東】柴田、小林、濱﨑、宮台—森田
【早】柳澤—岸本
本塁打:早稲田大・加藤満塁<7回裏>
三塁打:東京大・宇佐美舜、早稲田大・長谷川
二塁打:早稲田大・織原、檜村

 1回戦では序盤で東大エース・宮台(4年・湘南)を打ち込んだ早大の先勝で迎えた2回戦。この日もコンバットマーチが毎回鳴り響く中、早大打線は序盤から東大を攻め立てる。
 
 早大は4回表に先頭打者の6番・長谷川(4年・仙台育英)の中越三塁打を契機に、7番・織原(4年・早稲田実)の左越二塁打、9番・柳澤(4年・広陵)の適時打で2点を先制すると、5回にも押し出しと8番・檜村(2年・木更津総合)の適時打で6点目。さらに1点を加えた7回には4番・加藤の2試合連続、今季第3号となるグランドスラムなどで一挙6点を加えて試合を決めた。

7回裏に2試合連続アーチとなるグランドスラムを放った4番・加藤 雅樹(2年・早稲田実)=神宮球場

 
 早大は投げても先発の柳澤が140㌔中盤の力のあるストレートで東大打線を翻弄。6回表には二死から1番・宇佐美舜(3年・桐朋)に中越三塁打を浴びたが、ここも無難に切り抜け、137球2安打完封。リーグ初完投初完封は12奪三振・無四球のおまけ付となった。

 これで早大は東大に連勝し4勝2敗で勝ち点2。残る立教大・慶應義塾大との対戦で3季ぶりの優勝を目指す。

 一方、東大は無念のリーグ6連敗。1年ぶり先発登板の柴田(4年・洛星)が3回まで130㌔台中盤のストレートと変化球を丁寧に投げ分け無失点で踏ん張ったが、4回以降は投手陣が踏ん張れず。7回から連投登板となったエース・宮台も2回を投げ被安打3・5四死球で7失点と試合を作れなかった。
 
◎早稲田大・髙橋 武監督
「なかなか点を取れなかったので、先制できてよかったです。(2試合連続アーチ、満塁ホームランの4番・加藤は)大したもんですよねあそこで打てるのは。宮台くんから打ったので余計、値打ちがありますよ。一番深いところでしたよね。後輩(早稲田実2年後輩の清宮幸太郎)に触発されたのかな。飛距離がすごかったから。本人も自覚もあるし、調子もいいので自身も持ってると思います。残り2カードはとにかく一戦必勝で戦っていきます」

◎早稲田大・柳澤 一輝(4年・広陵)
「(リーグ初完投初完封)打たれなかったことが一番。球数は多くなってしまったが、抑えることができてよかった。率直に抑えられてうれしい。1回戦では早川が1年生でチームのために頑張ってくれたので、自分も負けないように、先輩として投げ切りたいなと思っていた。今日は、もともと9回まで行くつもりだった。キャッチャーと話しながら、調子も悪くなかったので、抑えることができてよかった。リズムを作るという点で、無四球完封は一つの収穫だと思います。4年生になったので結果が一番。その中でチームを勝たせられるようにもっとチームと成長していかなければいけないと思っています」