8回2失点と好投した立大・田中誠=神宮球場

☆立教大vs慶應義塾大1回戦
立教大   101 000 000=2
慶應義塾大 000 020 000=2
【立】田中誠—藤野
【慶】関根、土井、髙橋亮—郡司

 ともに先週の対戦で勝ち点を獲得して迎えた第3週。立大は17日の法大戦で1安打完封勝利を収めた左腕・田中誠也(2年・大阪桐蔭)が先発。対する慶大は15日の東大戦で史上4人目となる1年春開幕勝利デビューを飾った関根智輝(1年・城東)がマウンドに上った。
 先制は立大。1回表に1番・寺山寛人(3年・神戸国際大附)のヒットから1死1、3塁として4番・笠松悠哉(4年・大阪桐蔭)のタイムリーで1点を先制。3回には2番・熊谷敬宥(4年・仙台育英)の3塁打から無死1、3塁として併殺打の間に1点を追加して2点のリードを奪った。
投げては立大・田中誠が序盤3回をパーフェクト投球。しかし5回に「甘くなってしまった」と落とし穴。慶大が5番・郡司裕也(2年・仙台育英)のチーム初ヒットから1死2塁として7番・倉田直幸(4年・浜松西)のレフト線を破るタイムリー2塁打で1点を返すと、さらに2死後に1番・天野康大(4年・智辯和歌山)がライトへタイムリーを放って同点に追い付いた。
試合途中から小雨が降り始めた中、6回以降はともに投手陣が好投。立大・田中誠は8回133球をテンポ良く投げて6安打2失点。慶大は先発の関根が4回6安打2失点で、2番手・土井涼(2年・慶應)を挟んで3番手の高橋亮吾(2年・慶應湘南藤沢)が4イニングを無安打無失点に抑える好投。土壇場の9回裏に慶大は1死満塁のサヨナラ機を作ったが、後続が連続三振に倒れて無得点。プロ野球開催日のため、規定により9回での引き分け終了となった。

9回裏、慶大の代打・杉本が三振に倒れて試合終了=神宮球場

◎慶應義塾大・大久保秀昭監督
「ワンチャンスをものにした形ですね。負けなくて良かったというのと、勝ちたかったなという両方ですね。(先発の関根は)打たれはしましたけどボールは悪くないですし、現状のものは出してくれている」

◎立教大・田中誠也投手
「先制してもらった後に追い付かれて、どうにか粘ったんですけど、防げたかなという点もあったと思います。(2失点した5回は)甘くなってしまった。(同点タイムリーを打たれた天野には)もう一個外に外さないといけないところがベースよりになってしまった。そこが課題ですね。でも、先週から自分のテンポというかリズムで投げれている。明後日に繋がるピッチングはできたなかと思います」