.cms_widget > iframe { width: 100%; border: none; } @media screen and (max-width: 728px) { .cms_widge…

【スコア】
藤枝東 0-2 静岡学園

【得点者】
後半7分 0-1 伊東進之輔(静岡学園)
後半37分 0-2 古川陽介(静岡学園)

全国高校サッカー選手権大会・静岡県大会が13日に行われ、藤枝東と静岡学園が対戦した。

「サッカー王国静岡」ーー、例年高い注目度を誇る決勝戦は、プロ内定者を擁する静岡学園が持ち前の足元の技術の高さを見せつける。ハイレベルなポゼッションサッカーを展開し、大会最多優勝の藤枝東は我慢する時間が続く。藤枝東もボールを奪ってから速攻を試みるも、静岡学園の激しいプレスに対し中々前にボールを運べない。このまま静岡学園が終始攻め込むも得点が生まれず前半をスコアレスで折り返す。

エンドが変わった後半もボールを保持しながら押し込む静岡学園と守る藤枝東という構図は変わらず、ついにゴールが生まれる。後半7分、静岡学園が左コーナーキックを獲得するとDF野村海翔の蹴ったボールが綺麗な弧を描き、相手GKの前に入ったDF伊東進之輔のもとへ届く。伊東は打点の高いヘディングで相手に競り勝ち、チームに貴重な先制点をもたらした。

その後も静岡学園が攻め込む時間が続き、藤枝東はセットプレーでゴールを狙う展開となる。そして後半37分、試合を決定付けるゴールが生まれる。前線からのプレスで奪ったボールを繋いだ静岡学園は左サイドで受けた松永颯太が相手DF2人の間を突破するも止められてしまう。しかしこぼれ球を拾った10番・古川陽介(ジュビロ磐田内定)が左足を振り抜き、相手GKの脇をすり抜けて貴重な追加点が生まれた。

試合はこのまま静岡学園がボールを保持しながら、攻撃を続けて試合終了。圧倒的な力を見せつけた"緑の雄"が2-0で勝利し、全国大会への切符を獲得した。