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【スコア】
 近大和歌山 3-1 初芝橋本

【得点者】
前半5分 1-0 田井寛務(近大和歌山)
後半15分 2-0 荒木宏心 (近大和歌山)
後半27分 2-1 朝野夏輝 (初芝橋本)
後半36分 3-1 藤木皇成 (近大和歌山)

全国高校サッカー選手権大会・和歌山大会決勝が13日に行われ、近大和歌山と初芝橋本が対戦した。

試合は開始早々前半5分、近大和歌山が先制点を挙げる。相手セットプレーのこぼれ球を拾いカウンターを展開すると、ピッチ中央からグラウンダーのシュートを放つ。これを10番・北藤廉がペナルティエリアで収めると右にいる田井寛務に渡す。そのまま田井は左に鋭く切り返し相手DFをかわすと、最後は左足で綺麗なコントロールショットをファーサイドに流し込んだ。

その後、近大和歌山は得意のパスサッカーで、初芝橋本はセットプレーを中心に両者ゴールに迫り試合は盛り上がりを見せていく。このまま前半はスコア動かず1-0で近大和歌山がリードして後半へ折り返す。

エンド変わった後半、さらにペースを上げていく両者は持ち味を存分に出しながらインテンシティの高いゲームを展開。そんな中、得点をあげたのはまたも近大和歌山だった。後半15分、左サイドからのロングスローがキーパーの頭上を超えると、その背後で待っていたキャプテンの4番・荒木宏心が合わせ追加点をマーク。

しかし、ここから初芝橋本も意地を見せる。後半27分、左サイドにいる途中出場の宗像喜春がボールを受けるとそのまま縦に仕掛ける。相手DFを1人かわすとクロスを入れ、待っていた朝野夏輝が右足で合わせ1点を返す。

このまま初芝橋本に勢いが出ると思われたが近大和歌山が突き放す。後半36分に味方のクリアボールを相手DFがクリアミスをするとFW藤木皇成が頭でうまくコントロールし、相手を置き去りにする。そのままペナルティエリアから出てきた相手GKを嘲笑うようなループシュートで4試合連続の決勝点を決める。

試合はこのまま終了し、近大和歌山が12年ぶりの和歌山大会優勝を飾った。