FCバルセロナのDFオスカル・ミンゲサU-21スペイン代表チームでのデビュー戦となったイタリア戦(U-21欧州選手権のグループステージ)の87分に受けた不可解なレッドカードは、選手やコーチングスタッフを驚かせた。■バルサDFミンゲサ、スペイ…

FCバルセロナのDFオスカル・ミンゲサU-21スペイン代表チームでのデビュー戦となったイタリア戦(U-21欧州選手権のグループステージ)の87分に受けた不可解なレッドカードは、選手やコーチングスタッフを驚かせた。
■バルサDFミンゲサ、スペイン代表デビュー戦で一発退場...相手選手の名演にやられる
U-21スペイン代表の監督を務める、ルイス・デ・ラ・フェンテは試合後、次のようにコメントを残している。
「テレビのリプレイを見ても、罰せられるようなことはなかった。レッドカードではないことをアピールして、(処分軽減が)どこまで行くか見守りたいと思う。正義が貫かれ、彼ら(UEFA)の基準が我々の基準と一致することを願っている」
また、スペイン人監督は、イタリアチームのハードなプレーに苛立ちを覚え、結果的に試合の結果にも納得がいかなかったという。
「我々はサッカーのスタイルを提案しようとしたが、ライバルは別の武器を使って我々を妨害した」
なお、試合終盤、イタリア人FWジャンルカ・スカマッカに平手打ちされたミンゲサがピッチに倒れ込むと、スカマッカはこのプレーで二枚目のイエローカードが提示されて退場。
そして、直後にニコラ・ロヴェッラがミンゲザに食い掛ると、同MFはあたかもミンゲサから頭突きされたように地面に倒れ込み主審を欺こうとした。そして主審は両選手にレッドカードを提示したのだった。
このように、最後の最後で3名の退場者が出て、試合はスペインチーム10名、イタリアチーム9名の計19名で終了している。