米世界選手権シリーズでのドラマのような決着にファン「感動した」 男子ゴルフの世界選手権シリーズ、デルテクノロジーズ・マッチプレーは26日(日本時間27日)、米テキサス州で第3マッチが行われ、世界ランク42位の“神の子”セルヒオ・ガルシア(ス…

米世界選手権シリーズでのドラマのような決着にファン「感動した」

 男子ゴルフの世界選手権シリーズ、デルテクノロジーズ・マッチプレーは26日(日本時間27日)、米テキサス州で第3マッチが行われ、世界ランク42位の“神の子”セルヒオ・ガルシア(スペイン)が決勝トーナメント進出を決めた。プレーオフにもつれた勝負はホールインワンで決着。ドラマのような結末の動画をPGAツアーが公開すると、海外ファンから「なんというショットだ」「史上最も勝負強い瞬間」と驚きの声が寄せられている。

 劇的な“サヨナラホールインワン”だ。160ヤードのパー3、ガルシアがティーショットで振り抜いたボールは高く舞い上がると、ピン奥1メートルにピタリと着弾。1つ、2つとバウンドすると、吸い込まれるようにカップへと消えた。固唾を呑んで見守ったガルシアは、ボールが入った瞬間少し驚いたように手を広げて喜びを表現した。

 リー・ウェストウッド(英国)と決勝トーナメント進出をかけたサドンデス方式のプレーオフ、4ホール目のことだった。劇的な一打で勝利を決めた実際の映像をPGAツアー公式ツイッターが公開。文面に「セルヒオ・ガルシアがサヨナラホールインワンを決め、ラウンド16に進む」などとつづった。

 海外ファンからは「アメージングだ!」「ついにサヨナラホールインワンを見ることができた」「オーマイガー」「現実離れしている」「感動した」「なんというショットだ」「史上最も勝負強い瞬間」などと興奮した様子のコメントが寄せられている。

 ウェストウッドがこのホールでバーディーだったため、ガルシアの決勝トーナメント進出が決定。27日(同28日)のラウンド16では、世界ランク53位のマッケンジー・ヒューズ(カナダ)と8強入りを懸けて対戦する。(THE ANSWER編集部)