<大同生命SVリーグ男子:大阪B3-1ヴォレアス>第10節最終日◇11日◇大阪・パナソニックアリーナ◇観衆2940人大阪…
<大同生命SVリーグ男子:大阪B3-1ヴォレアス>第10節最終日◇11日◇大阪・パナソニックアリーナ◇観衆2940人
大阪ブルテオンの元日本代表オポジット清水邦広(39)は、193センチの左腕から打ち下ろす迫力満点のスパイクが最大の魅力。
だが、SVリーグが誕生して現在2季目。ファンなら試合会場で、清水が常にベンチや会場内にいることは分かっているものの、新たに生まれ変わった日本最高峰の舞台に、現時点で1試合も立てていない。
五輪には08年北京、21年東京の2大会に出場したレジェンドも今季からコーチ兼任で、8月で40歳になる。現在の心境や自身の立ち位置を聞いてみると、穏やかな表情で1つ1つ丁寧な答えが返ってきた。
◇ ◇ ◇
-今季も開幕から20試合を終え、なかなか初出場が巡ってこない
清水 僕としては年齢は40歳に近いし、膝もあまりいい状態ではない。どっちかというとコーチ、スタッフ寄りで指導者の方を重きでやっている。
-その比率は、例えば9対1で指導者なのか
清水 それでも比重は半々ですね。常に試合に出る準備をしながら、頑張っていきたい。ただ、僕のポジションには、西山大翔選手(22)、西田有志選手(25)といった頼もしい後輩がいる。
-SVリーグ1季目はベンチ入り4試合、2季目の今季は昨年11月1日のヴォレアス北海道戦の1試合だけにとどまり、出場機会がない
清水 常に準備しながら(トーマス・サムエルボ)監督(49=フィンランド)に言われれば、出られるようにしておくというスタンス。(SVリーグ初出場へは)全然意識はしていない。あまり気にせずという感じですね。
-現役生活で思い描くプランはあるのか。例えば監督の夢など
清水 いろんな先のことも考えながら準備したい。監督といわずに、今は選手兼コーチでやっていて、コーチとしては未熟なので、(指導者)ライセンスを取ったりだとか、いろいろ準備がある。そういった研修も受けている。
-昨年7月には、日本協会の仕事で日本代表Bの国際親善試合オーストラリア戦でコーチを務めた
清水 そういうチャンスがあれば、これからもどんどんやっていきたいですね。
-この日の試合のセット間イベント(=赤ちゃんがハイハイしながら競うレース)には、清水選手の昨年4月に誕生したお子さん(長男)も参加していた
清水 イベントがあるというので、チームから出てみたい? という感じで、子どもにとっても挑戦ではないが、チャンスだと思って参加させていただいた(笑い)。
-22年1月11日に結婚されて、この日は記念日。1男1女と家族が増えた
清水 そうですね、記念日ですね。大変さもあるが、子どもはすごく活力になる存在。これからもバレーボールはもちろんそうだし、僕自身も(さまざまなことに)頑張っていきたい。
◆清水邦広(しみず・くにひろ)1986年(昭61)8月11日、福井市生まれ。福井工大付福井から東海大へ進学。20歳だった07年に初めて日本代表に選出され、08年北京五輪に21歳で出場。その後はW杯に4度、21年東京五輪など代表で約16年間も活躍。大学卒業後の09年に大阪Bの前身パナソニックに入団。Vリーグでは最高殊勲選手賞2度、ベスト6に6度など数々のタイトル獲得。18年2月の試合中に右膝前十字靱帯(じんたい)断裂など重傷を負い、全治12カ月の診断。私生活では14年に歌手中島美嘉と結婚し、18年2月に離婚を公表。22年1月11日に元アナウンサーの女性と再婚し、1男1女。愛称「ゴリ」。得意料理は「カップやきそば」。192センチ、97キロ、最高到達点337センチ。