米女子ツアーを主戦場とする馬場咲希が12日、出身の東京・日野市で「二十歳のつどい」に出席した。2022年「全米女子アマ…
米女子ツアーを主戦場とする馬場咲希が12日、出身の東京・日野市で「二十歳のつどい」に出席した。2022年「全米女子アマ」を制し、ルーキーシーズンだった昨季ポイントランキング65位で最上位の出場資格「カテゴリー1」を確保した20歳は、まさに日野市から世界に羽ばたく存在。同市の広報誌で古賀壮志市長との対談も組まれ、この日は代表者として壇上で「二十歳のPR」を読み上げた。
「柄とかも細かくてすごくきれいで、知り合いの方に借りました」という黒地に金色が鮮やかな振袖に合わせ、スピーチの原稿は巻物にしたためた。「『巻物』『読み方』『右から書いたバージョン』…みたいにメッチャ調べました」と笑ったが、人前で話すのはすっかり慣れたもの。
「ゴルフはたった一打のミスで流れが変わってしまう厳しいスポーツです。どれだけ準備をしても、思い通りにいかないことの方が多く、それは人生にもよく似ていると感じています。それでも挑戦することをやめなければ、次のチャンスが来る。私はそのことをアメリカでの経験から学びました」。ゴルフを人生に重ね合わせ、その苦労を乗り越える上で不可欠な家族や周囲のサポートへの深い感謝を述べ、「まだ未熟で、迷うことも失敗することもきっとあると思います。それでも自分で選んだ道を信じて一歩ずつ前に進み、世界に挑戦し続けるプロゴルファーでありたいと思っています」と誓いの言葉を結んだ。
久しぶりに再会した小中学校時代の友人たちと旧交も温めた。今後は2年目の戦いへ向けた準備を本格化させるつもり。渡米して現地ウエーティングをしながらフィールド入りできなかった昨季の始まりを思えば、出場資格がランクアップしたことでスケジュールは格段に組みやすくなる。「上位争い、優勝争いにもっと絡んでいけるように頑張りたい」。自身のシーズン初戦でもある2月「ホンダLPGAタイランド」の会場、サイアムCC オールドコースをプレーする恒例のタイ合宿からスタートダッシュを決めたい。
昨年4月に20歳になっており、日本でのオフにはお酒をたしなむことも。今季ゴルフで目標を達成したあかつきには所属契約を結ぶサントリーの有名なウイスキーにも挑戦したいという。「『山崎』とか『白州』…。飲み方はそのまま(ロック)…じゃなくて、サイダーとかで」と笑った。(編集部・亀山泰宏)