3月2日(現地時間3月1日)、NBAでは各地で7試合が行われ、ブルックリン・ネッツがサンアントニオ・スパーズと対戦した。  …

 3月2日(現地時間3月1日)、NBAでは各地で7試合が行われ、ブルックリン・ネッツがサンアントニオ・スパーズと対戦した。

 前半は立ち上がりから流れを引き寄せ、先行したネッツが第1クォーターを27-14とリードして終える。続く第2クォーターは中盤にスパーズに反撃を許し、一時同点に。しかし、すかさずタイムアウトで流れを切ると、タイムアウト明けにニコラス・クラクストンらが得点を重ね、再びリードを得る。その後、スパーズのデマー・デローザンの得点を止められず点差を縮められるも、57-54とリードを保ちハーフタイムへ。

 第3クォーター、クラクストンが得点を伸ばすも、スパーズのオフェンスを止められず、同点に追いつかれる。逆転こそされないものの僅差の時間帯が続き、さらに第3クォーター残り4秒、81-78の場面では、スパーズのルカ・シャマニッチに3ポイントシュートを沈められ、81-81の同点で第4クォーターへ。第4クォーターには、ここまで得点の伸びなかったジェームズ・ハーデン、カイリー・アービングが得点を20点台に乗せ、スパーズを一気に突き放す。しかしスパーズもデローザンの得点などで食らいつき、再び点差を縮められる。残り2分12秒には、108-98とネッツがリードしていたが、ここからスパーズに8-0のランを許し、残り5秒で108-106とされる。さらにスパーズのデジャンテ・マレーにブザービーターとなる同点弾を沈められ、決着はオーバータイムへ。

 オーバータイムでは、開始直後のアービングの3ポイントシュートを皮切りに、ハーデン、ブルース・ブラウンがオフェンスで躍動し、一気に点差を広げる。スパーズはたまらずタイムアウトを要求するも、ネッツの勢いは止まらず最終スコア124-113で完勝した。

 ネッツは終盤に活躍したハーデンが30得点14リバウンド15アシストのトリプルダブルをマーク。30得点10リバウンド15アシスト以上を記録しつつ、ターンオーバーは一つも犯さなかったのは、ターンオーバーを記録しはじめた1977-78シーズン以降史上初となった。

■試合結果

ブルックリン・ネッツ 124-113 サンアントニオ・スパーズ

BKN|27|30|24|27|16|=124

SAS|21|33|27|27|5|=113