チェルシーのトーマス・トゥヘル監督が試合を振り返った。イギリス『スカイ・スポーツ』が報じている。 チェルシーは15日に本…
チェルシーのトーマス・トゥヘル監督が試合を振り返った。イギリス『スカイ・スポーツ』が報じている。
チェルシーは15日に本拠地で行われたプレミアリーグ第24節でニューカッスルと対戦。イングランド代表FWタミー・エイブラハムが前半途中に負傷交代を強いられたが、フランス代表FWオリヴィエ・ジルーとドイツ代表FWティモ・ヴェルナーがゴールを挙げると、守りも無失点で凌ぎ、2-0で勝利した。
トゥヘル体制の初陣だった第20節のウォルバーハンプトン戦こそ0-0のドローに終わったものの、そこから4連勝を飾り、チャンピオンズリーグ(CL)出場圏内の4位に浮上したチェルシー。しかし、トゥヘル監督は全体的に満足できるような内容ではなかったようだ。
「勇気を持ち、ボックス内で多く勝負した前半は好ましいものだった。ボックス内から相手を遠ざけることもできたが、試合を通じて、致命傷を与えたり、多くのチャンスを作り出す力を欠いてもいた。後半が始まってからの3分間は我々がいくつかのミスを冒した過去の試合を思い起こすような展開だった。柔軟性を持って、変化に対応していかなければならないが、そのために我々そのものが変わる必要なんてない」
ドイツ人指揮官はまた、公式戦2試合連続で先発したスペイン代表GKケパ・アリサバラガに言及。2試合連続のクリーンシートを称えたが、ニューカッスル戦でサブに回ったセネガル代表GKエドゥアール・メンディが引き続き正守護神だと主張した。
「エドゥが1stチョイスであり、それははっきりしている。この試合の前からはっきりしていることであり、そのままでいく。ケパが2試合連続のクリーンシートをやってのけ、自信をつけてくれたのは嬉しいがね。ベストパフォーマンスとクリーンシートに期待こそしたが、エドゥが心身ともに回復したわけだから、これからは彼が正守護神だ」
そして、上位戦線に復帰したプレミアリーグでの目標にもコメントしている。
「トップ4が目標であり、それは変わらない。我々の背後から多くのチームが追いかけてもきている。ポイントを取り戻せるだけの試合が残ってもいる。上位や下位との試合で、自信を取り戻すために大きな一歩を踏み出す必要性を感じてもいた。チームは突然、何かを失った感じがあったかもしれないが、心理的には大きな一歩だと感じている。道のりはまだまだ長い」