シーズン後半戦に向けてマンチェスター・ユナイテッドの最終ラインに“新戦力”が加わることになった。『ESPN』が伝えている。 現在、ユナイテッドではイングランド代表DFハリー・マグワイア、コートジボワール代表DFエリック・バイリー、スウェー…

シーズン後半戦に向けてマンチェスター・ユナイテッドの最終ラインに“新戦力”が加わることになった。『ESPN』が伝えている。

現在、ユナイテッドではイングランド代表DFハリー・マグワイア、コートジボワール代表DFエリック・バイリー、スウェーデン代表DFビクトル・リンデロフと3人のセンターバックがまずまず安定したパフォーマンスを見せている。その一方で、オランダ代表DFティモシー・フォス=メンサーのレバークーゼン移籍を受け、バックアッパーはイングランド人DFアクセル・トゥアンゼベのみと心もとない状況だ。

そのため、今冬の移籍市場では新戦力の補強が必要かに思われたが、RBライプツィヒのフランス代表DFダヨ・ウパメカノら獲得候補の獲得は今夏まで持ち越しとなった。

そういった中、オーレ・グンナー・スールシャール監督は2日のプレミアリーグ第22節、サウサンプトン戦に向けた公式会見の場で後半戦から新たなセンターバックの“新戦力”がプレミアリーグのスカッドに登録されたことを明かした。

その“新戦力”こそ元イングランド代表DFフィル・ジョーンズだ。2011年に加入して以降、ユナイテッドで公式戦200試合以上に出場するジョーンズだが、昨年1月26日のトレンメア戦の出場を最後に約1年以上に渡って公式戦の出場がない。

今シーズンも長らくヒザのケガに悩まされており、昨年10月に発表されたプレミアリーグの25名の登録メンバーから外されていた。しかし、今冬の移籍市場で人員整理が進み、登録枠に空きができたこと、同選手のケガが癒えたことで新たに登録メンバー入りを果たした。

「フィルはヒザのケガから回復している。彼はリストに加えられるだろうし、早く体力を回復してプレーできるようになることを願っている」

また、スールシャール監督は同様に、今冬にアタランタから正式加入したコートジボワール人FWアマド・ディアロがトップチームに絡んでいくことを示唆している。

ディアロは先週末に行われたU-23チームのデビュー戦でリバプール相手に2ゴールを挙げる鮮烈なデビューを飾っていた。

「我々は彼に慣れるまでの時間を与え、イングランドと我々のやり方に慣れさせるようにするつもりだ。ただ、彼がトップチームで試合に出られるようになるのは、そう遠くないと思う」