マジック戦で211センチの相手をブロックするなど活躍 米プロバスケットボール(NBA)は1月31日(日本時間2月1日)、ラプターズが115-102でマジックに勝利した。ラプターズの渡邊雄太は途中出場で11得点をマーク。第4クォーター(Q)に…

マジック戦で211センチの相手をブロックするなど活躍

 米プロバスケットボール(NBA)は1月31日(日本時間2月1日)、ラプターズが115-102でマジックに勝利した。ラプターズの渡邊雄太は途中出場で11得点をマーク。第4クォーター(Q)に211センチの相手のシュートをブロックするなど、3ブロックも記録した。現地メディアは「安定感があり価値の高いバックアップであることを証明している」などと注目している。

 渡邊は3ポイントシュートを3本全て決めるなど、18分56秒の出場でアピール。守備で光ったのは第4Q残り9分の場面だ。211センチのニコラ・ブーチェビッチがボールをリングに叩き込もうとしたところ。相手の正面にスムーズに移動し、タイミングよく跳び上がった。体をぶつけながらも、左手でボールを押し返してブロック成功。拾った味方がターンオーバーで得点した。実況席も「Ohhhhh!! ワタナベ!!」「ユウタ!!」と大興奮だった。

 実際の動画をラプターズ公式ツイッターが公開。渡邊については、地元メディアも記事で称賛している。米スポーツ専門局「CBSスポーツ」は「ラプターズのユウタ・ワタナベ:日曜日の勝利した試合で3ブロック」との見出しで、米ファンタジースポーツ情報サイト「ロトワイヤー」の記事を掲載している。

 記事では「ワタナベは与えられたチャンスを、再び最大限生かし、ベンチからの出場で役に立つ結果を提供した。ラプターズはワタナベがコートに持ち込むエナジーを気に入っている」と途中出場から結果を出していることを伝えている。

 また、トロント地元紙「トロント・スター」は「ラプターズがパスカル・シアカムとユウタ・ワタナベに魔法をかける」と見出しを打って注目。「ユウタ・ワタナベの貢献は新しく、予想外であり続け、苦戦するチームにあって最も歓迎すべきものだ」と言及し、「ツーウェイ契約でプレーし、安定感があり価値の高いバックアップであることを証明しているワタナベは、11得点3ブロックを記録した」とマジック戦の活躍にも触れていた。(THE ANSWER編集部)