バイエルンは13日、DFBポカール2回戦でホルシュタイン・キールとのアウェイ戦に臨み、2-2で120分を終えた後のPK戦で5-6とされ敗退が決まった。   2部で3位に付けるホルシュタイン・キールに対し、レヴァンドフス…

バイエルンは13日、DFBポカール2回戦でホルシュタイン・キールとのアウェイ戦に臨み、2-2で120分を終えた後のPK戦で5-6とされ敗退が決まった。

 

2部で3位に付けるホルシュタイン・キールに対し、レヴァンドフスキやアラバをベンチスタートとしたバイエルンはミュラーを最前線に、右にサネ、左にニャブリを配した。

 

そのバイエルンが立ち上がりから圧力をかけると、14分に先制する。ミュラーのヘッドでの落としに反応したゴールエリア右のニャブリがネットを揺らした。

 

その後も一方的に押し込んだバイエルンは26分、ニャブリのコントロールシュートで追加点に迫るも、37分にワンチャンスで同点とされる。ロングボールに抜け出したバルテルスにGKとの一対一を制された。

 

追いつかれたバイエルンはミュラーのミドルシュートやミュージアラの枠内シュートで勝ち越しを目指すも、1-1で前半を終えた。

 

それでも迎えた後半開始3分、ボックス手前右で得たFKをサネが直接狙うと、見事ゴール右に吸い込まれ、バイエルンが勝ち越しに成功する。

 

その後もバイエルンが主導権を握る中、74分にはレヴァンドフスキを投入。後半終盤にかけては流し気味にプレーし、そのまま勝ち切るかと思われた。

 

しかし後半終了間際の追加タイム5分、左クロスからウォールにヘディングシュートを決められ、土壇場で同点とされて延長戦にもつれ込んでしまった。

 

その延長戦では決定機を生み出しきれずPK戦にもつれ込んでしまう。するとそのPK戦では6番手のキッカーを務めたロカがGKグリオスにシュートを止められた中、キールは6人全員が成功。前回王者バイエルンが2回戦で姿を消すことになった。