ジャパネット杯「春の高校バレー」第73回全日本バレーボール高等学校選手権が開幕し、無観客で男女1回戦計40試合が行われ…
ジャパネット杯「春の高校バレー」第73回全日本バレーボール高等学校選手権が開幕し、無観客で男女1回戦計40試合が行われた。政府が緊急事態宣言の発令を検討する中で開幕した「春の高校バレー」は、新型コロナ対策で無観客の開催。会場に入場できる選手の人数が18人に限られるなど、厳戒態勢が敷かれた。
会場には入れないが、「少しでも近くで応援したい」。会場である東京体育館の入り口前には、祈るようにスマートフォンを見つめる保護者の姿があった=写真。4日に新潟・長岡市から来たという長岡商の高橋凜(3年)の父・徹さんは「わがままといわれるかもしれないが…。親としてやり残したくなかった」と会場に足を運んだ理由を明かした。
スマートフォンで中継を観戦。チームが誠信(愛知)に0-2で敗れると涙した。寒空の下に温かい親の愛情があふれていた。(千)