14日、東都大学野球秋季リーグで2004年春以来25季ぶり23回目の優勝を決めた日本大が東京・水道橋で優勝祝賀会を開催。ヤクルト・真中満監督らOB・関係者ら約700人が集まった。 登壇した真中監督は「私事ですが、私の(在籍)時も21年ぶり…

 14日、東都大学野球秋季リーグで2004年春以来25季ぶり23回目の優勝を決めた日本大が東京・水道橋で優勝祝賀会を開催。ヤクルト・真中満監督らOB・関係者ら約700人が集まった。

 登壇した真中監督は「私事ですが、私の(在籍)時も21年ぶりに優勝させていただきました。プロ野球でも、6チームしかない中で優勝することは大変だと分かっているので、選手たちを称えてあげてほしいと思います。また、社会人野球の現役選手や大学野球、高校野球の指導者でOBの方がたくさん活躍している姿を見ると、大変心強いです。これからますます日本大の野球部、スポーツが発展することを期待しています」(一部略)と挨拶した。

 
 その真中監督から「ヤクルト戦では打たないでくれ」と言われたと明かした京田陽太内野手(4年・青森山田高/中日ドラフト2位指名)は「(現役選手にも日大の先輩は多いですが)グラウンドに入れば、先輩・後輩は関係ないので、全力でプレーしていきたいです。ヤクルトから嫌われる選手になりたいですね」と笑った。
 年末年始の故郷・石川県能美市への帰省時にも「実家に帰ってもみっちりトレーニングをしたいです」と、早くも来季に向け決意は十分と行った様子だった。

 また、日大も東海林寛大捕手(3年・札幌日大高)を新主将に据え、既に新チームが始動している。仲村恒一監督は「この優勝がまぐれだと言われないようにしたい。“スポーツ日大”の旗頭として、全力で頑張っていきたいです」と決意を新たにしていた。

文・写真=高木遊