4日目を迎える関東学生トーナメント(春関)ではシード勢が続々と登場。強豪相手に明大勢も奮闘し、男女ともに単複それぞれ1人・1組が勝ち残り駒を進めた。◆10・28~11・9 関東学生トーナメント(大宮けんぽグラウンド)▼11・2[男子シング…

 4日目を迎える関東学生トーナメント(春関)ではシード勢が続々と登場。強豪相手に明大勢も奮闘し、男女ともに単複それぞれ1人・1組が勝ち残り駒を進めた。

◆10・28~11・9 関東学生トーナメント(大宮けんぽグラウンド)

▼11・2

[男子シングルス3回戦]

〇蓮見 2{5-7、6-1、10-5}1 白藤(慶大)

 田中 0{1-6、6-7}2 高畑(早大)〇

[男子シングルスコンソレ1回戦]

〇小坂 2{4-2、4-0}0 佐藤(青学大)

徳 2{5-3、4-1}0 小路(慶大) 

 北岡 0{2-4、1-4}2 星(中大)〇

 森 1{2-4、4-2、7-10}2 池田(中大)〇

[男子ダブルス2回戦]

〇田中・藤永組 2{1-6、6-4、10-5}1 田中・白藤組(慶大)

 北岡・森組 1{6-3、6-7、7-10}2 古藤・権藤組(亜大)〇

 蓮見・横田組 0{2-6、3-6}2 橋川・本村組(日大)〇

[女子シングルス3回戦]

〇吉田明 2{6-4、6-1}0 山田(立大)

 吉田百 0{1-6、0-6}2 千村(筑波大)〇

 金山 1{6-3、6-7、2-10}2 中島(亜大)〇

 岡垣 1{6-3、5-7、8-10}2 山崎(亜大)〇

[女子シングルスコンソレ1回戦]

〇稲葉 2{4-1、4-0}0 照井(筑波大)

〇徳安 2{4-2、4-1}0 福室(亜大)

 竹本    森島(駒大)

[女子ダブルス2回戦]

〇吉田百・岡垣組 2{6-4、5-7、10-1}1 伊達・照井組(筑波大)

 稲葉・吉田明組 0{1-6、6-7}2 堤・末野組(慶大)〇

 金山・竹本組 1{6-2、3-6、4-10}2 芝田・本田組(山梨学大)〇

【女子ダブルス2回戦:吉田百花主将(文4=横浜清風)・岡垣穂香(国際2=岡山学芸館)VS伊達・照井(筑波大)】

 苦しい接戦に打ち勝った。順調な滑り出しを見せた第1セット。ただ、勝てると思っていただけに第2セットでは思いの外、苦戦を強いられる。デュースが続く中マッチポイントを取れる場面が来るも「自分たちから思い切って行くことができなかった」(岡垣)と劣勢に。第2セットでの反省を生かし「攻めることを意識」(吉田百)して第3セットへ。攻めの姿勢が功を奏し、相手にポイントを与えることなく10-1で見事勝利を収める。

【女子シングルス3回戦:金山晴菜(政経4=野田学園)VS中島美夢(亜大)】

 相手の粘り強さにあと一歩及ばなかった。強烈なショットで相手を圧倒した第1セットは「相手を揺さぶることができた」と6-3で制する。続く第2セット、序盤は「全く油断はしていなかった」。しかしその後は金山のサーブミスが目立ち形勢は中島(亜大)へ。タイブレークに持ち込むも流れは相手から動かず。勝負の第3セットでも流れを断ち切れないまま、第3セットは2-10と悔しい結果に終わった。

(金山は粘り強く戦うも、あと一歩届かなかった)

 積極的なプレーが多くみられる明大勢であった。特に4年生はインカレ出場が決定していても「少しでも上位を狙いたかった」(金山)と強気なプレーで挑む今大会。今後の展開からも目が離せない。

[出口千乃]

試合後のコメント

吉田百主将

――今日の試合を振り返っていかがですか。

「序盤、振り出しは良かったのですが、セカンドセットで5リードしてマッチポイントがあった場面でちょっと弱気になってしまいました。そこが取れずに逆に相手が強気に来てセカンドセット取れなかったのでファイナルセットは2人で話し合って思い切ってプレーしていこうと先に先に攻めていくようにしました」

金山

――自身の良かったプレーはありますか。

「ストロークではこの試合全てを通して、攻められてはいたかなと思います。セカンドセットは単調になってしまった部分もあるのですが、全部を通してみたら、我慢をして徐々に攻めていくことができたかなと思います」

岡垣

――今回見つかった課題はありますか。

 「課題はリターンです。私はボレーなのですがペアの百花さんは結構ボレーを決めてくださったのですが私は全然出られなくて助けることができませんでした」