2016年アジアウインターリーグ(台湾)の第14日目。NPBイースタン選抜は5連勝中の韓国プロ野球選抜と試合を行った。先発オーダーは、以下のメンバーになった。1(中)重信慎之介(読売巨人)2(右)山崎晃大朗(東京ヤクルト)3(遊)平沢大河(…

2016年アジアウインターリーグ(台湾)の第14日目。NPBイースタン選抜は5連勝中の韓国プロ野球選抜と試合を行った。先発オーダーは、以下のメンバーになった。

1(中)重信慎之介(読売巨人)
2(右)山崎晃大朗(東京ヤクルト)
3(遊)平沢大河(千葉ロッテ)
4(一)内田靖人(東北楽天)
5(左)青柳昴樹(横浜DeNA)
6(指)網谷圭将(横浜DeNA)
7(二)山本泰寛(読売巨人)
8(捕)宇佐見真吾(読売巨人)
9(三)渡邉大樹(東京ヤクルト)

現在3位のイースタン選抜は1.5ゲーム差で追う2位の韓国プロ野球選抜を直接対決で叩きたいところだったが、トルネード投法の先発・與那原大剛(読売巨人)が2回につかまってしまう。1死1塁から右中間にタイムリー3塁打を打たれると送球エラーも絡み打者走者の生還も許す。2点を先制されると韓国プロ野球選抜打線の勢いを止められず、結局この回死球を挟んでの6連打で6点を失った。

その直後、打線は網谷の安打から1死満塁のチャンスを作ると、渡邉がセンター前にタイムリー。さらに重信の内野ゴロの間にも1点を返す。先制を許すもすぐさま反撃し、逆転につなげたいところだったが與那原は3回と5回の先頭打者に被弾するなど計9失点。イニングは5回を投げ切ったもののストレートをしっかり振ってくる韓国プロ野球選抜打線に11安打を浴び課題の残るマウンドとなった。

変化球のキレで勝負する2番手の成田翔(千葉ロッテ)も無死1、2塁から連続三振で2死を奪うが、レフト・青柳のミスもあり2失点。チームとしてこの日2つ目のタイムリーエラーでリードを広げられるなど攻撃のリズムを作れない。打線は前半に2つの併殺打でチャンスを潰し、走者のいる場面で鋭いライナーを放った内田や平沢の打球が野手の正面を突く不運もあり、3回以降は8回まで散発2安打で得点を奪えず。終盤は今大会無失点ピッチングを続ける桜井俊貴(読売巨人)が8、9回をパーフェクト。ドラフト1位ルーキーが打者6人から4つの三振を奪う好投を見せると、最後の攻撃では2死1、2塁から山崎がセンター前にタイムリーを放ち1点を返す。9回2死から粘りを見せ、なおも満塁としたが反撃もここまで。序盤の大量失点が最後まで響いた。

韓選抜 061 022 000 11
イ選抜 020 000 001 3