ナショナルチームの活動に参加していたFCバルセロナの選手たちは、15日の午後にトレーニングに戻ってきた。しかし、17日(日本時間18日4時)のヘタフェ戦でローテーションを計画しているロナルド・クーマンの思惑に影響を与えるかもしれない。 チー…

ナショナルチームの活動に参加していたFCバルセロナの選手たちは、15日の午後にトレーニングに戻ってきた。しかし、17日(日本時間18日4時)のヘタフェ戦でローテーションを計画しているロナルド・クーマンの思惑に影響を与えるかもしれない。
チームは20日(21日4時)にフェレンツヴァーロシュとのUEFAチャンピオンズリーグの初戦を控え、23日にはレアル・マドリーとのクラシコを迎える。27日にはユヴェントスとのチャンピオンズリーグ第2節と、日程は過密を極める。疲労を懸念しているオランダ人監督はターンオーバーを考慮している。
しかし、2選手のヘタフェ戦での先発出場が危ぶまれている。ミラレム・ ピャニッチとフランシスコ ・ トリンカオは木曜日のチームトレーニングに参加していない。
ボスニア・ヘルツェゴビナ代表のピャニッチは、14日のポーランド戦で背中を強く打って途中交代。彼はジムに残り回復に専念した。同国代表アシスタントコーチのラスミル・コビコは、「彼は背中を痛めていたので交代させる必要があった」と、ポーランド戦後に説明している。
ピャニッチはクラブの医師に診察されたが、打撲以上の結果は見つからなかった模様。クラブは声明すら出していないため、ヘタフェ戦のリストに入ってくるだろう。
もう一つの側面は、ピャニッチが代表戦で3試合(227分)に出場したことによる疲労の蓄積である。フィジカルの状態が100%ではないのは明らかだ。ただ、バルサにとっては、ポジティブに捉えることもできる。ピャニッチはリーガエスパニョーラ3試合で27分間しかプレーしていなかったため、代表活動によって試合勘は取り戻せたはずだ。
フランシスコ・トリンカオはクラブの許可を得て15日のトレーニングを欠席。金曜日に合流する予定だ。ポルトガル代表としては7日のスペインとの親善試合に79分間出場、11日のフランスとのネーションズリーグでは試合終了間際に投入されただけだった。直近のスウェーデン戦ではプレーしていない。フィジカル面に問題はないだろうが、クーマンは1回のセッションで状態を見極める必要がある。
残りの代表選手は怪我もなく完璧な状態で戻ってきた。ピャニッチとトリンカオがプレーしなければ、ウクライナ戦で休養を与えられたセルヒオ・ブスケツと、オランダ代表で2試合にフル出場したフレンキー・デ・ヨングが引き続きダブルピボーテを組むことになる。
ジョルディ・アルバとジュニオル・フィルポの負傷離脱により、セルジーニョ・デストが左サイドバックを担当することになる。 右はスペイン代表としてポルトガルとの親善試合にのみ出場したセルジ・ロベルトが起用されるだろう。