マンU ポチェッティーノ監督に接触、大敗後に後任候補に挙がる

『Daily Star』によると、マンチェスター・ユナイテッドはオーレ・グンナー・スールシャールの後任監督として、マウリシオ・ポチェッティーノに連絡を取ったという。
レッドデビルズは日曜日にポチェッティーノの前所属クラブであるトッテナム・ホットスパーにホームで1-6と屈辱的な結果に終わっており、このことがスールシャールのクラブでの将来を曇らせている。
アルゼンチン人監督は11ヶ月前にスパーズ監督を解任されて以来、フリーとなっており、次の挑戦を待っている。そして、同紙によると、 ユナイテッドの幹部はポチェッティーノと連絡を取っており、彼がその役割に興味を持っているかどうかを尋ねているという。
だが、最高経営責任者のエド・ウッドワードはスールシャールのより良い結果を望んでおり、解任することに消極的だという。そのため、ポチェッティーノとの接触は、監督交代を余儀なくされた場合に備えた暫定的なものに過ぎないという。
ポチェッティーノは2014年からスパーズを指揮。5年間でチームをチャンピオンズリーグ決勝進出へと導いた。その間、トッテナムもスタジアムを改修。ポチェッティーノは、クラブのキャプテンであるウーゴロリス、トビー・アルデルヴェイレルト、ハリー・ケインを中心に強力なスカッドを形成した。
同監督は2019年6月にCL決勝でリヴァプールに2-0で敗れてからわずか5ヶ月で解任。成績不振が理由となり、後任にはジョゼ・モウリーニョ監督が就任した。ポルトガル人監督はスパーズを14位から2019/20シーズン終了時には6位にまで引き上げ、ヨーロッパリーグ出場権を獲得し、シーズンを終えている。
昨季はプレミアリーグで3位に終わったにも関わらず、ユナイテッドの監督としての実力が問われているスールシャール。ユナイテッドのファンは、ここ数週間でプレミアリーグ開幕3試合でわずか1勝しか挙げられていないクラブに不満を抱いている。
ウッドワードは、トップターゲットであったジェイドン・サンチョの獲得に失敗。この懸念材料に加え、ハリー・マグワイアやビクトル・リンデロフもファンから指摘されている。