現地時間26日(土)、ラ・リーガ第3節レアル・ベティス対レアル・マドリーの一戦がエスタディオ・ベニート・ビジャマリンでキックオフを迎えた。 マドリーは引き分けた前節のレアル・ソシエダ戦から3選手を入れ替えてこの試合に臨んだ。この試合ではフラ…

現地時間26日(土)、ラ・リーガ第3節レアル・ベティス対レアル・マドリーの一戦がエスタディオ・ベニート・ビジャマリンでキックオフを迎えた。
マドリーは引き分けた前節のレアル・ソシエダ戦から3選手を入れ替えてこの試合に臨んだ。この試合ではフランクフルト復帰が噂されるルカ・ヨヴィッチが先発で出場した。
前半は両者譲らない展開が続くが、先制したのはレアル・マドリー。14分、ベンゼマが右に流れ、個人技で突破すると、中にクロスを送る。そのボールにバルベルデがしっかり合わせて、ゴールに流し込んだ。(0-1)
点を奪われたベティスは徐々に攻勢を強める。クルトワを脅かすシーンを何度か迎え、35分に同点に追いつく。右のコーナーキックをショートでつなぎ、カナレスがクロスを上げると、マンディが合わせ、ゴールネットを揺らした。(1-1)
そして、同点ゴールからわずか2分でベティスが逆転に成功する。左サイドで受けたフェキルが中央のウィリアム・カルバーリョに出す。受けたカルバーリョは左足を振り抜き、ゴールに突き刺した。(2-1)
前半はこのまま終了。開始直後は、マドリーが良い形を見せたものの流れは徐々にベティスに傾き、逆転して後半へ臨むことに。
後半は開始からマドリーが攻勢を強めると、前半クロースに代わって入ったモドリッチから右サイドでフリーとなったカルバハルへ通す。中に入れたボールはエメルソンに当たって、ゴールに吸い込まれた。この得点に関して、オフサイドが疑われたがVARの結果、ゴールが認められた。(2-2)
その後も攻めたてるマドリーに追い風。67分、ベンゼマのパスに抜け出したヨヴィッチがエメルソンに倒されると、VARの結果、一発退場となった。ベティスは残り30分近くを10人で戦うことに。
80分、ヨヴィッチに代わって入ったマジョラルが、エリア内で抜け出すと、浮いたボールがバルトラの手に当たる。VARの結果、これがハンドとなり、マドリーにPKが与えられる。キッカーを務めたセルヒオ・ラモスはパネンカで落ち着いて決めた。(2-3)
試合はこのまま終了。ベティスに苦しんだマドリーだが、3得点を挙げて、今季リーグ戦初勝利を飾った。