オランダサッカー協会(KNVB)は23日、フランク・デ・ブール氏(50)をオランダ代表の新指揮官に任命したことを発表した。契約期間はカタール・ワールドカップ(W杯)が開催される2022年秋までとなっている。 ロナルド・クーマン前監督のバル…

オランダサッカー協会(KNVB)は23日、フランク・デ・ブール氏(50)をオランダ代表の新指揮官に任命したことを発表した。契約期間はカタール・ワールドカップ(W杯)が開催される2022年秋までとなっている。

ロナルド・クーマン前監督のバルセロナ行きに伴い、現在オランダ代表はドワイト・ローデヴェーヘス氏が暫定指揮官を務めている。今月に行われたUEFAネーションズリーグではポーランド代表、イタリア代表を相手に1勝1敗の戦績を残していた。

来月にメキシコ代表との親善試合、ボスニア・ヘルツェゴビナ代表およびイタリア代表とのUEFAネーションズリーグが控えている中、F・デ・ブール氏に白羽の矢が立った。

かつてオランダ代表で歴代3位の112キャップを刻み、アシスタントコーチを務めた経歴も持つF・デ・ブール氏は、2010年12月から2016年夏まで指揮したアヤックスでエールディビジ4連覇を達成。その後、インテルとクリスタル・パレスの指揮官を歴任し、2018年12月にはメジャーリーグ・サッカー(MLS)のアトランタ・ユナイテッドの監督に就任した。

しかし、開幕2連勝で迎えた2020シーズン、新型コロナウイルスの影響でリーグが中断。中断明けに開催されたMLSイズ・バック・トーナメントでは3連敗でグループ最下位に終わり、7月末に双方合意の下で契約解除に至っていた。