大坂なおみ(日本/日清食品)はテニスの女子シングルスで素晴らしい成績を残してきた。22歳にして既に2018年「全米オープン」と2019年「全豪オープン」で、2度のグランドスラム優勝を遂げた。世…

大坂なおみ(日本/日清食品)はテニスの女子シングルスで素晴らしい成績を残してきた。22歳にして既に2018年「全米オープン」と2019年「全豪オープン」で、2度のグランドスラム優勝を遂げた。世界ランキング1位にもなり、プロツアーで5回優勝している。ではダブルスではどうだろうか。ウェブメディアEssentially Sportsが報じた。【動画】大坂なおみ&杉田祐一ペアがフェデラー&ベンチッチペアとの対戦

大坂は2021年の東京オリンピックで錦織圭(日本/日清食品)と組んで混合ダブルスに出ることが期待されている。だがその前に練習は必要だろう。大坂と錦織のペアは日本にメダルをもたらす大きな期待をかけられるだろうから。

先日、大坂はTwitterで混合ダブルスについてつぶやいた。

「そろそろ混合ダブルスを始めなきゃと思うんだけど、私ダブルスは最悪だから“ごめんなさい”ばっかり言って恥ずかしい思いをしそう」

すると若手の注目選手の一人である19歳、現在世界50位のイガ・シフィオンテク(ポーランド)から意外なオファーが舞い込んだ。「もし良かったら私とダブルスを組んで、“ごめんなさい”って言わない練習をしますか。私は気にしませんよ」

シフィオンテクは今年の「全豪オープン」でベスト16に進出して注目を集め、2月には過去最高ランキングの48位となった。

だが、大坂はこれに対し「でももしあなたが今、少しでも私を尊敬してくれているなら、それを失いたくないわ」と答えた。

新型コロナウイルスの影響でプロテニスツアーが中断する前に、大坂が最後にプレーした公式戦は2月の「フェドカップ」で、その前は「全豪オープン}3回戦で15歳のココ・ガウフ(アメリカ)に敗退している。ツアーの再開後はまだ試合に出場していないが、来る「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月31日~9月12日/ハードコート)ではもちろん優勝候補の一人だ。

どこかで大坂とシフィオンテクのダブルスが見られるだろうか。

(テニスデイリー編集部)

※写真は2017年「東レ・パンパシフィックオープン」での大坂なおみ(右)と姉のまり(左)

(Photo by Koji Watanabe/Getty Images)