9月13日からの開催を予定しているクレーコート大会「ATP1000 マドリード」。大会運営側は1日に同大会公式サイトで、マドリード州保健当局から大会を開催しないよう助言を受けたことを明らかにした。【動画】錦織 クレーでの華麗なポール回しに、線審もニヤリ

大会側は、声明文の中で「主催者は、Antonio Zapatero公衆衛生局副長官が代表を務めるマドリード州の管轄保健機関や、スポーツ庁(CSD)と緊密に連絡を取り合ってきている」「前回7月29日の会議で、ここ数日マドリードで新型コロナウイルスの感染者が増加していることから、選手・ファン・スタッフに影響を与え得る健康上のリスクを回避し、大会を開催できるかどうか懸念を示した」と説明。

「このような状況を鑑み、Antonio Zapatero公衆衛生局副長官に助けを求めたところ、現在の新型コロナウイルスの流行を考慮して大会を開催しないよう助言を受けた」

この助言に対し現時点では中止の決定はされておらず、大会側は「2020年の開催に関する最終的な決定は、大会のライセンス所有者であるイオン・ティリアック氏とスーパースラム社に委ねられることになる」としている。

「主催者は、管轄の保健機関からのアドバイスと新型コロナウイルスによる困難な状況を考慮し、常に大会に関わる全ての人々の安全を保証することにフォーカスしながら、あらゆる全ての選択肢を分析し、注意深く評価している」

今年の「ATP1000 マドリード」には、既に世界2位のラファエル・ナダル(スペイン)が出場を表明しており、今後の動向が注目される。

(テニスデイリー編集部)

※写真は2019年「ATP1000 マドリード」でのナダル

(Photo by David S. Bustamante/Soccrates/Getty Images)