バイエルンはマンチェスター・ユナイテッドからの関心が伝えられるフランス代表FWキングスレー・コマン(24)に関して今夏の売却を考えていないようだ。ドイツ『シュポルト・ビルト』が報じている。 バイエルンは今夏、マンチェスター・シティからドイ…

バイエルンはマンチェスター・ユナイテッドからの関心が伝えられるフランス代表FWキングスレー・コマン(24)に関して今夏の売却を考えていないようだ。ドイツ『シュポルト・ビルト』が報じている。

バイエルンは今夏、マンチェスター・シティからドイツ代表MFレロイ・ザネ(24)を完全移籍で獲得した。これにより、左右のウイングを主戦場とするコマンに関して出場機会の減少が見込まれている。

イギリス『The Athletic』は24日、そういった状況を受けてウイングポジションの補強を目指すユナイテッドが、ドルトムントのイングランド代表MFジェイドン・サンチョ(20)を逃した場合の次善策としてコマンへの関心を強めていると報道。すでに獲得に向けた話し合いも行っているとも伝えていた。

しかし、『シュポルト・ビルト』が伝えるところによれば、バイエルンはザネの獲得にも関わらず、今夏のタイミングでコマンを売りに出す気はないという。

バイエルンではインテルからレンタル移籍中のクロアチア代表FWイバン・ペリシッチ(31)、同じくバルセロナからレンタル移籍中のブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョ(28)の買い取りを見送る意向を示している。そのため、2列目の選手層が手薄になることもあり、フランス代表FWを来季も戦力として計算しているようだ。

なお、2023年までバイエルンとの契約を残すコマンは、今シーズンここまでの公式戦35試合に出場し7ゴール7アシストの数字を残している。