新型コロナウイルスの影響で、生活スタイル自体に変化が求められる昨今。しかしラファエル・ナダル(スペイン)は、「永遠にソーシャルディスタンスを守ることはできない」と語っている。【関連記事】超豪華…
新型コロナウイルスの影響で、生活スタイル自体に変化が求められる昨今。しかしラファエル・ナダル(スペイン)は、「永遠にソーシャルディスタンスを守ることはできない」と語っている。【関連記事】超豪華!ナダルの誕生日を祝ってきた趣向を凝らした歴代のケーキ
Tennis World USAによると、ナダルはこう語っている。
「僕はコートと観客席が満員になったスタジアムの光景を夢見ている。それが見たい。今は我慢し、ワクチンを見つけなければならないが新しい生活スタイルを探すことは考えていない」
「僕らは人に会うこと、ハグすること、そして分かち合うことが好きだ。これをもう一度探さないといけない。永遠にソーシャルディスタンスを守ることはできない」
ナダルはロックダウン中、自身のアカデミーに滞在することはできなかったが、ビデオチャットを通して、アカデミー内のスタッフや生徒たちと積極的に交流。現在はアカデミーに戻ることができ、少しずつトレーニングを行っている。
またナダルは6月3日に34歳の誕生日を迎えたばかり。アカデミー内のコートの観客席に、ソーシャルディスタンスを保ってスタッフや生徒たちが座り、ナダルをコートに迎え入れて誕生日を祝ってもらった。
ただナダルとしては、やはりハグをしたりして祝いたかっただろう。いち早くワクチンができ、またこれまでのコミュニケーションができること、そして満員の観客席の中でテニスツアーが行われることが願われる。
(テニスデイリー編集部)
※写真は「全豪オープン」でのナダル
(Photo by Chaz Niell/Getty Images)