快晴の中、行われたRCS最終戦。グループ3Aの塩島嵩一朗(法2=南大隅)が、専門外のロードレースで優勝を果たした。クラス1では渡邉慶太(政経3=浦和工)が4位入賞。大学対抗で2位に輝いた。◆2・23 全日本学生RCS最終戦 明治神宮外苑ク…
快晴の中、行われたRCS最終戦。グループ3Aの塩島嵩一朗(法2=南大隅)が、専門外のロードレースで優勝を果たした。クラス1では渡邉慶太(政経3=浦和工)が4位入賞。大学対抗で2位に輝いた。
◆2・23 全日本学生RCS最終戦 明治神宮外苑クリテリウム(明治神宮外苑外周コース)
▼グループ3A
塩島――1位
▼グループ3B
上野――3位
▼グループ2A
白尾――22位
※松村は途中棄権
▼グループ2B
竹村――6位
齋藤――8位
小林――24位
▼グループ1
渡邉――4位
花田――13位
※青木は途中棄権
▼大学対抗
明大――2位
1周1.5キロを20周するクラス1のレース。残り1周、渡邉は集団の後方から追い上げを見せ、最後のスプリント勝負に持ち込んだ。しかし上位陣をかわせず、結果は4着。「最低限で走ることはできたんですけど……」。ゴール後、悔しい表情とともに弱い声がもれた。
一昨年は2位、昨年は5位。得意のコースで、確かな成長を実感した。昨冬から、練習に対する意識を変え「自分を見つめ直すようになった」。結果を残してきた先輩の姿を参考に、自身の強みと弱みを分析。「ただがむしゃらにやるのではなく、自分と向き合っている」。今試合もレースプランが崩れる中、最後には4位に浮上。目標の表彰台には届かなかったが、大人の対応力を垣間見た。
まだまだ成長途中だ。渡邉は4月から最終学年になる。「やってきたことに自信を持ってしっかり結果を出したい」。今年からプロロードレースチーム「さいたまディレーブ」への入団も決定。実業団のレースにも参加し、さらなる飛躍を目指す。新たな挑戦に「びびらず恐れず、取り組んでいきたい」。〝ただ勝ちたい〟。その思い一つで、これからも走り続ける。
[福永智隆]
試合後のコメント
甲斐俊祐(営3=別府商)
ーー1年間の総括をお願いします。
「それぞれが力を出し切っての結果なので来年につながるレースができたのではないかなと思います」
ーー新主将として意気込みをお願いします。
「来年は主将らしいことをしたいと自分では思っているのですが、チームを良くすることは難しいです。背中で引っ張っていきたいなと思いますね」
渡邉
ーー今試合を振り返っていかがですか。
「前回のRCSがDNFであまりいいイメージで臨めなかったんですけど、そこから神宮のコースに合うようにメニューを組んで練習したので、何とか最低ラインで走れることはできたのかなと思います。でも、3位以内に入りたかったので悔しいです」
ーー4月からは最上級生です。
「しっかり段階を踏んで、道筋を立てて自分がやってきたことを忘れずに組み立てて優勝する。訳もわからず、優勝するのではなく、やってきたことに自信を持って、結果を出したいなと思います」
ーー直近の目標はありますか。
「トラックの学生選手権があるので、まずはそこで優勝して弾みをつけたいです。前回はマディソン2位、ポイントレース2位だったので、今年はどちらも1位を取って、気持ち良く学生選手権を終えて、インカレに挑みたいです」
塩島
ーー今試合を振り返っていかがですか。
「1年ぶりにロード走ったんですけど、楽しく走れてよかったなと思います。任務を達成できてよかったなと思います」
ーー来年度に向けて意気込みをお願いします。
「チームスプリントで日本新記録を出して、インカレで優勝したいです」