『傳谷英里香のGo for it!トライアスロン-Road to HONOLULU』
第21回●水をかいた手を前に戻す動き(第20回はこちら>>)

 傳谷英里香(でんや・えりか)さんが、今年5月に開催されるホノルルトライアスロン完走を目指してトレーニングを実施中! 指導担当は、湘南ベルマーレ・トライアスロンチームのヘッドコーチで、アスロニア・トライアスロンアカデミーでもディレクター兼ヘッドコーチを務める中島靖弘コーチ。レッスンの第21回は、水をかいた手を前に戻す動きを学びます。



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●肘を曲げて、指先で水面を擦るように戻す

中島靖弘コーチ(以下:中島コーチ)今回は、スイムのリカバリーについて学びます。リカバリーとは、水をかいた手を水中から出して前に戻す動きのことです。あまり泳ぎの上達に関係ないように思えますよね?

傳谷英里香(以下:傳谷)そうですね。重要な動きだというイメージはそこまでないです。

中島コーチ でも、リカバリーの動きが悪いと、水中の動きも変わってしまうんです。陸上でもそれを感じることができます。右手を前に伸ばして、私の手を下にグッと押してください。その状態で、まずは左手を肘を伸ばした状態で横から回し、次は肘を曲げてうしろから回してみて、右手で私の手を下に押す力を比べてみてください。

傳谷 うしろから手を回した時のほうが力が入りますね。

中島コーチ 横から手を回すと、前に出している手も横に動いて力が逃げてしまうんです。推進力に差が出ますから、リカバリーをいい動きにして、しっかり水がかけるように練習しましょう。

傳谷 よろしくお願いします!

中島コーチ では、実際に水の中でやっていきます。これからやる練習は「フィンガーチップ」といって、指先を水面にずっと付けながら前に戻します。それを交互に繰り返すんですが、水中よりも水上の手の動きに意識を集中してください。

傳谷 水上の手の動きはあまり意識したことがないので難しそうですね。

中島コーチ リカバリーの動きがよくなると、水中の手の動きもよくなって泳ぎが上達したことが実感できるようになるので、そこまで頑張ってやっていきましょう。最初はあえて肘を伸ばした動きで泳ぎ、次に肘を曲げて手が体に近いところを通るようにして、違いを感じながら練習してみてください。

傳谷 わかりました!(数回泳ぐ)

中島コーチ 2パターンのリカバリーをやってみて、泳ぎの違いがわかりましたか?

傳谷 肘を伸ばした状態で前に戻した時は、軸がないというか、体が左右にブレてしまって余計な力が入ってしまうように感じました。逆に肘を曲げると、すごく体が安定します。

中島コーチ そうですね。最初は肘を曲げた時のほうが窮屈に感じるかもしれませんが、慣れてくれば体がブレることなく泳ぐことができます。指先を水面に擦るようなイメージで練習を重ね、リカバリーの動きをよくしていきましょう。

傳谷 これからの練習でしっかり意識していきます!
(第22回につづく)

■プロフィール 傳谷英里香(でんや・えりか)
1995年11月2日生まれ、千葉県出身。2012年から2018年9月まで、アイドルグループ「ベイビーレイズJAPAN」のリーダーとして活動。女優を中心として、テレビや雑誌など活躍の場を広げている。■公式Instagram ■公式Twitter

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竹下権優、板垣優天、江口裕祐●ムービー撮影 movie by Takeshita Chikara,Itagaki hirotaka,Eguchi Yusuke
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衣装・用具協力/ミズノ、Specialized、湘南ベルマーレサイクルステーション(SBC)、SWANS、Kabuto取材協力:東急スポーツオアシス武蔵小杉24Plus