25日に行われるe日本シリーズではロッテと巨人が日本一の座をかけて争う「eBASEBALL プロリーグ」2019シーズン コカ・コーラeクライマックスシリーズが19日、「esports銀座 studio」で行われ、セ・リーグのファイナルステ…

25日に行われるe日本シリーズではロッテと巨人が日本一の座をかけて争う

「eBASEBALL プロリーグ」2019シーズン コカ・コーラeクライマックスシリーズが19日、「esports銀座 studio」で行われ、セ・リーグのファイナルステージで2位から勝ち上がった巨人が、リーグ王者のヤクルトに打ち勝ちe日本シリーズ進出を決めた。

 3試合を戦い、先に2勝した方が25日に行われるe日本シリーズへ駒を進めることになるが、この日は1試合目から試合が大きく動いた。本塁打王の巨人・舘野が初回にビヤヌエバの2ラン含む5安打の固め打ちで一挙5点を先制。さらに2回にも2本塁打を放ち、1人で7打点を叩き出した。2試合目も2本塁打を放ち、前日に出場したファーストステージと合わせて2日間で8本塁打を記録するなど大暴れ。

 舘野の活躍もあって、巨人がストレートでeCS進出を決めた。敗れたヤクルトは、巨人の打撃陣の前に振るわず。リーグ優勝を果たしたが、日本一への夢をつなぐことはできなかった。

 解説を行ったヤクルトOBでeBASEBALLプロリーグ応援監督の真中満氏は「ジャイアンツの勢いがそのままに出ましたね。舘野選手は強かったですね、落ち着いていました」と大舞台で本来の力を発揮した巨人の舘野を絶賛。

 25日に行われるe日本シリーズではロッテと巨人が日本一の座をかけて争うが、「舘野選手をどう抑えるかでしょう。悔いの残らない試合を期待したい」と出場選手にエールを送った。ヤクルトはジュニアチームが12球団ジュニアトーナメント大会で優勝し、eBASEBALLでもリーグ優勝するなど明るい話題が多い。真中氏は「この流れに乗ってペナントも頑張ってほしいですね」とリアルヤクルトの奮起にも期待していた。(安藤かなみ / Kanami Ando)