波乱含みだったeBASEBALLプロリーグ第5節が終わり、両リーグとも順位が確定。セ・リーグはヤクルト、巨人、中日が、パ・リーグはロッテ、オリックス、楽天がeクライマックスシリーズ(以下、「eCS」」)進出を決めた。 

18日は両リーグの2位と3位のチームによるファーストステージ、翌19日はリーグ1位とファーストステージ勝者によるファイナルステージが行われ、25日に行われるe日本シリーズ進出のチームが決まる。各ステージは3ゲーム制で、2勝先勝したチームが勝利となる。順位によるアドバンテージはないが、引き分けの場合はリーグ上位チームが勝者となる。 

レギュラーシーズンは1試合5イニング制を1人のプレイヤーが戦う形式だったが、eCS以降は1試合9イニング制で、3人のプレイヤーが3イニングずつプレーするリレー形式の試合となる。1試合は長くなるものの、1人が操作するイニングは短くなるため、各プレイヤーが早めに試合感覚を掴むことが重要だ。 

また、投手のスタミナはファイナルステージが終わるまで持ち越されるため、レギュラーシーズン中に見られた、先発を早めに下ろして中継ぎ投手をつぎ込んでいく継投は難しくなりそうだ。各チームのベンチワークが鍵を握るだろう。 

今季の目玉であったレジェンドOB選手は各ステージで1人を1試合のみ起用することができる。ただし、一度起用したレジェンドOB選手はその後のステージでは起用することができなくなる。レギュラーシーズン中は予め公表してからの起用だったが、eCS以降は事前の予告なしに起用することができる。各チームがどのタイミングでレジェンドOB選手を起用するか注目だ。 

これまでのプロリーグはフジテレビが会場だったが、eCSからは昨年12月に竣工したコナミクリエイティブセンター銀座内のesports 銀座 studioが会場となる。eCSファーストステージがこけら落としとなるため、新しい施設にも注目したい。

 

パ・リーグファーストステージ 
オリックス・バファローズ(2位)vs.東北楽天ゴールデンイーグルス(3位) 

則本、松井らに加え、レジェンドOB選手に変化量の違う2種類のスライダーを持つ伊藤智仁の起用も予想される強力な投手陣の楽天。この投手陣を操る最優秀防御率の三輪(ねお)を、オリックスで本塁打王に輝いた全勝男・指宿(みっすん)が打ち崩すことができるか注目だ。 

 

セ・リーグファーストステージ 
読売ジャイアンツ(2位)vs.中日ドラゴンズ(3位)
 

ここ7試合負けなしでeCSに滑り込みで進出を決めた中日に対するのは、第5節に同じ顔合わせでリーグ優勝を掴み損ねてリベンジに燃える巨人。本塁打王に輝いた舘野(てぃーの)が本来の打棒を見せつけられれば、巨人のファイナルステージは近づきそうだ。球場は巨人の本拠地・東京ドーム。中日としては空中戦に持ち込ませないような細心の投球が求められる。