24日、ヤクルト・山田哲人内野手が都内の球団事務所で契約更改に臨み、7千万円増の5億円でサインした(金額は推定)。来季中…

24日、ヤクルト・山田哲人内野手が都内の球団事務所で契約更改に臨み、7千万円増の5億円でサインした(金額は推定)。来季中に国内FA権を取得する見込みで、複数年契約の提示を打診されたが、単年契約を選んだ。 

山田は今季、4度目のトリプルスリーは逃したものの、打率.271、35本塁打、98打点、33盗塁の成績をマーク。これに球団は2002年のロベルト・ペタジーニの4億5000万円を上回る最大級の評価を与えた。 

山田は球団を通して「一番は悔しいという思い。チームは負けましたし、個人としてはトリプルスリーを達成することを目標にしていたので、納得いくシーズンではなかった。(盗塁連続成功記録について)バッティング、守備以外でも走塁で貢献したいという気持ちは常に持っているので、その結果が出た。来シーズンの一番の目標は、優勝すること。個人としてはトリプルスリーを達成したいので、打率、盗塁、本塁打全ての面で今まで以上の成績を残せるようにしていきたい」とコメント、来季のさらなる飛躍を誓った。 

ヤクルトは長年打線の軸を務めたバレンティンのソフトバンクへの移籍が決まり、打線の弱体化は免れない状況だ。5年ぶりのリーグ制覇へ向けて、来季の山田にかかる期待はさらに大きくなりそうだ。