8日、三井不動産が主催する「第17回三井不動産スポーツアカデミー~スポーツクライミングアカデミー~」が三井ショッピングパーク ららぽーとTOKYO-BAY(千葉県・船橋市)にあるグラビティリサーチTOKYO-BAYで行われ、野口啓代、野中…


 8日、三井不動産が主催する「第17回三井不動産スポーツアカデミー~スポーツクライミングアカデミー~」が三井ショッピングパーク ららぽーとTOKYO-BAY(千葉県・船橋市)にあるグラビティリサーチTOKYO-BAYで行われ、野口啓代、野中生萌、藤井快が講師として登場。小学生を中心に集まった多くの参加者に、クライミングの楽しさや、上達のコツを教えた。

 イベントは1・2部が小学生、3部が中学・高校生を対象に行われた。日本を代表する3選手が登場することもあって、スポーツクライミングアカデミーとしては過去最多となる600名超の応募があった。運よくトップクライマーからの指導を受けられることになった参加者たちは、ロープクライミングとボルダリングのそれぞれを楽しんだ。



子どもたちの前でボルダリングのデモンストレーションを行う藤井快。

ロープクライミングのデモンストレーションは野中生萌が担当した。

 はじめにデモンストレーションでプロの技をみせた選手たちは、指導に取り掛かるとさっそく「腰を先に(壁へ)近づけて」「足を入れ替えよう」などの声をかけ、丁寧にアドバイスを送っていく。参加者もトップクライマーとの触れ合い、そしてクライミングを楽しんだ様子で、「クライミングは、登れないけど皆にアドバイスをもらって登れるようになるのが一番嬉しい。プロの人の話はすごくタメになった」「(クライミングは)今日が初めてだったけど、登るのって楽しい!」などの声が聞かれた。







 選手からも「今日のように、教えてもらったりみんなでワイワイ登る機会があると(クライミングに)取りつきやすいと思う」(野口)「クライミングが楽しいという純粋な気持ちを忘れないでほしい」(野中)といった声が上がると、最後には未経験者を担当した藤井が「ぜひこのまま続けてほしい。一緒に登れる日が来るのを僕らも楽しみにしています」と語りかけ、盛況となったイベントを締めくくった。

 本イベントは、東京2020オリンピックのゴールド街づくりパートナーである三井不動産が行う、一流アスリートからオリンピックとパラリンピック競技を直接教えてもらうことのできる「スポーツアカデミー」の一環として開催された。「BE THE CHANGE」をスローガンに掲げる同社は、スポーツを通したより良い変化、より良い街づくりのため、このようなスポーツ教室などを定期的に実施している。

 

野口啓代コメント
「今日のように、教えてもらったりみんなでワイワイ登る機会があるとクライミングを中々始める機会がない子でも取りつきやすいと思うし、またこういう子ども向けのイベントが増えてくれると嬉しい。(来年に向けて“BE THE CHANGE”したいことは?)今シーズンは2位が多い年だったので、来年は2位を1位に変えられるようにしていきたい」


野中生萌コメント
「キッズたちのエネルギッシュな登りと触れ合えることができて、すごく楽しかった。(子どもたちに向けたメッセージは)クライミングが楽しいという純粋な気持ちを忘れないでほしい」


藤井快コメント
「(三井不動産が主催する)このようなイベントに呼んでいただいたのは初めてだったので、新鮮な経験ができて楽しかった。こういう(トップ選手から教えてもらえる)機会があるというだけで、僕らがクライミングを始めたときとは環境が違ってきている。ぜひこれを機にクライミングをはじめてもらえたらいいなと思う」

CREDITS

取材・文

編集部 /

写真

大杉和広