ロジャー・フェデラー(スイス)が、ラファエル・ナダル(スペイン)とのライバル関係について語った。直近の対戦7試合のうち6試合で勝利しているフェデラーだが、ナダルとの関係について「僕たちは正反対…

ロジャー・フェデラー(スイス)が、ラファエル・ナダル(スペイン)とのライバル関係について語った。直近の対戦7試合のうち6試合で勝利しているフェデラーだが、ナダルとの関係について「僕たちは正反対のスタイルを持っているから、それぞれがテニスの異なる見方を代表していると思う」と話した。Tennis World USAが伝えている。

「彼は、僕より少しスローで守備的なスタイルを持っているんだ。僕の方が直接的。お互いにいいライバルであり続けて、これからも名勝負と言われるような試合ができたらいいね」と評した。

さらにフェデラーはノバク・ジョコビッチ(セルビア)について、「彼もラファのように素晴らしい才能を持っている。この10年の間にノバクが達成した偉業はすごいことで、間違いなく彼は史上最強の選手の1人だよ。どちらとの試合がより難しいかは分からないけれど、ラファとはより長い間ライバル関係であり、それは特別なことだと思う。2人が僕に限界まで力を出させる存在であることは間違いないね」と語っている。

フェデラーは、若い世代と試合をする時には若干そのプレーを変える。「世代ごとに何か新しいものをもたらすから、僕も彼らから学び、また成長することができる。僕は常に改善したいと思っているんだ。いつも第一線で戦い続けたいからね」

テニス以外の人生については「つまるところ僕は普通の、心穏やかに生きる幸せな人間で、普通の生活を楽しみたいと思っている。トーナメントとツアーが終われば家に帰り、家族や友人と会う。そうすることで、またやる気が湧き上がって、戦い続ける喜びを感じられるんだ」と語った。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「レーバー・カップ」でのフェデラーとナダル

(Photo by Julian Finney/Getty Images for Laver Cup)