9月24日放送の「~日本人を応援せよ!!~ Football Time Line」#5では、ヨーロッパで戦う日本人選手の最新情報が放送された。冨安健洋が所属するボローニャは、セリエA第4節でローマと対戦。試合は後半…


9月24日放送の「~日本人を応援せよ!!~ Football Time Line」#5では、ヨーロッパで戦う日本人選手の最新情報が放送された。

冨安健洋が所属するボローニャは、セリエA第4節でローマと対戦。試合は後半、直接フリーキックでローマに先制を許したものの、サンソーネがPKを決めて同点に追いつく。その後はローマに退場者が出たため、数的優位で試合を進めたボローニャだったが、アディショナルタイムに失点。ホームで1-2と敗れ、今シーズン初黒星を喫した。

右サイドバックでフル出場した冨安は、ローマの左サイドハーフのムヒタリヤン、左サイドバックのコラロブと対峙。世界トップレベルの選手を相手に、守備に追われる展開が続いたが、コメンテーターの福田正博は「あのマッチアップは大変だったと思う。なかなかJリーグではいないレベル。その中で良くやっていたと思う」と評価を示した。


スペシャルゲストの渡邉一平は、この試合で度々見られたコラロブと冨安のマッチアップを振り返った。前半はコラロブにドリブル突破やクロスを許すシーンが多かった冨安だったが、時間が経つにつれて徐々に修正を図っていく。

53分には相手のサイドチェンジをパスカットすると、前線に鋭い縦パスを供給。このプレーが起点となり、ボローニャはPKを獲得した。

また、56分にはコラロブのドリブル突破に対し、タックルで止めにかかる。結果的にはファウルを取られイエローカードを受けたが、後半は積極果敢な守備でコラロブに自由を与えなかった。


冨安の守備について、渡邉は「常にチャレンジをしていたし、ポジティブなミスは評価できる」と好印象を抱いた。また、右サイドバックでの挑戦を次のように語る。

「サイドバックでプレーすることによって、今度はセンターバックに入った時に、サイドバックの選手に要求がしやすくなる。3バックの右に入る時も、その経験は活かせる。彼の引き出しは間違いなく増えている」

今後はユヴェントスやインテルなど、強豪との対戦も控えている。世界トップレベルを経験することによって、冨安は更なる成長を遂げるはずだ。日本代表の未来を背負う20歳に対して、福田は「期待しかない」と声を弾ませた。


毎週火曜日21:00~無料生放送されている「~日本人を応援せよ!!~ Football Time Line」。次回は10月8日(火)21:00~放送スタートの予定となっている。

放送情報

~日本人を応援せよ!!~ Football Time Line
放送日時:2019年10月8日(火)21:00~
チャンネル:スカサカ!
※放送スケジュールは変更になる場合がございます。