ロッテ―西武25  4回ロッテ1死満塁、田村を三ゴロ併殺に打ち取り、ガッツポーズする西武・ニール=ZOZOマリン【写真提供:共同通信社】


■ニール(埼玉西武)
○12-4vs千葉ロッテ(ZOZOマリン)
投球成績/6回 被安打8 奪三振4 失点3

 埼玉西武のニールが、リーグ優勝決定試合で自身11連勝をマークした。優勝マジックを「2」としていた埼玉西武は、千葉ロッテに12対4で大勝。マジック対象チームの2位福岡ソフトバンクが東北楽天に敗れたため、埼玉西武の2年連続23度目のリーグ優勝が決まった。

 「今日は苦しいピッチングだった。なんとか3失点で抑えられてよかった」と、ニールが振り返ったように、3回までに7点の援護をもらいながら、3回に連打で1点、4回にも4安打を集中されて1点を奪われた。6回にも先頭打者の井上に二塁打を打たれ、内野ゴロの間に1点を失い、6回101球、3失点(自責点1)でマウンドを降りた。

 ニールは「長いシーズン、いい時もあれば悪い時もある。そのような中で、野手のみんなが、守備でも打撃でも助けてくれた」とチームメイトに感謝したが、この日の勝利で自身11連勝と連覇に大きく貢献した。来日2戦目の東北楽天戦で負け投手となり、4戦目に引き分けてからニールが先発した試合は全てチームが勝っている。8月12日の千葉ロッテ戦で6勝目を挙げて以降は、登板試合で全て勝ち投手となり、外国人投手として歴代タイ記録となる11連勝をマークした。

 菊池雄星のメジャー移籍で先発陣の弱体化が懸念された今季、メジャー通算でわずか2勝の右腕が、文字通りチームの救世主となり、最大8.5ゲーム差を逆転した奇跡の逆転優勝の立役者となった。