広島―阪神18  阪神に大勝し、喜ぶ会沢(中央)ら広島ナイン=マツダ【写真提供:共同通信社】■會澤翼(広島東洋)○10−5vs阪神(マツダスタジアム)打撃成績/右安①、中安①、遊安、左安① 広島東洋の會澤翼が21日の阪神戦で4安打3打点の活…

広島―阪神18  阪神に大勝し、喜ぶ会沢(中央)ら広島ナイン=マツダ【写真提供:共同通信社】


■會澤翼(広島東洋)
○10−5vs阪神(マツダスタジアム)
打撃成績/右安①、中安①、遊安、左安①

 広島東洋の會澤翼が21日の阪神戦で4安打3打点の活躍。チームの5カード連続勝ち越しに貢献した。

 “打てる捕手”の力を見せつけた。前日までの6番から打順を一つ上げた「5番・捕手」として出場。初回1死1、2塁の第1打席でライト前タイムリーを放つと、4回2死1、2塁で迎えた第2打席ではセンター前へタイムリー。その後、4回の第2打席でショートへの内野安打を放って今季5度目の猛打賞を記録すると、6回2死1、2塁で迎えた第4打席ではレフトへ、この日4安打目にして、この日3本目のタイムリーを放った。

 プロ13年目の31歳。昨季は自慢の強打で打率.305、13本塁打.42打点を記録したが、今季は5月こそ月間打率.305をマークするも、7月に打率.224と低迷し、前日を終えた時点で打率.262とやや物足りなかった。しかし、この日の今季初の固め打ちで打率は.273に一気に上昇。さらにこの日の3打点で、昨季のシーズン打点数(42打点)を早くも上回る43打点とした。

 捕手としても先発の九里亜蓮を巧みにリード。チームは13安打10得点の猛攻で5カード連続の勝ち越しで首位・読売巨人と2ゲーム差とした。6日からの2位・横浜DeNAとの3連戦でも、“打てる捕手”がカギを握りそうだ。