7月21日(日)第43回日米大学野球選手権大会第5戦 @神宮球場


郡司、柳町が活躍を見せた大会だった

第43回日米大学野球選手権大会の第5戦が神宮球場にて開催され、慶大から選出された柳町達(商4・慶應)が3番右翼手、郡司裕也(環4・仙台育英)が5番指名打者と先発出場を果たし、柳町の先制適時打等で6ー1と日本代表が快勝を収め、本大会を優勝で飾った。

 123456789計

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今年で43回目の開催となった日米大学野球選手権大会。その最終戦となる第5戦が神宮球場にて催された。慶大からは郡司裕也(環4・仙台育英)と柳町達(商4・慶應)の計2名が選出され、第5戦は柳町が3番右翼手、郡司が5番指名打者として先発出場した。


先制適時打を放った柳町

柳町の第1打席は貴重な先制適時打となった。初回、1死二塁の場面で弾き返した打球は投手に直撃をし、右翼手の方向に転がる。投球と同時にスタートを切っていた走者が生還し、貴重な先制点を生み出した。2回裏、ヨーク開成山スタジアムにて実施された第4戦で2打席連続本塁打を放ち、第5戦では5番に抜てきされた郡司は先頭打者として迎えた第1打席。強く振り切った打球であったが、ここは中飛に倒れた。


郡司は5番に抜てきされた

リードした中で迎えた4回裏、先頭の柳町が四球を選び出塁すると、すかさず二盗に成功し好機を演出する。無死一、二塁の場面で迎えるは郡司。普段のリーグ戦であまり見受けられない犠打を確実に決め、走者を進めることに成功する。その後、海野(東海大)と丸山(明大)の連続適時打でこの回3点を追加する。次の日本代表の得点にまたしても柳町が関わる。7回裏1死一、二塁の場面での打席では、左前安打を放ち、満塁とすると4番・牧(中大)の犠飛で追加点を上げることに成功。試合は6ー1で日本代表の勝利となり、この大会3勝2敗となり日本代表の優勝で幕を閉じることとなった。


優勝の瞬間

柳町は本大会において12打数6安打で打率・500を記録し、首位打者を獲得した。慶大の代表として臨んだ大学日本代表の試合、大久保秀昭監督が常々語る「郡司、柳町という、うちの看板選手が活躍しなければいけない」という言葉が日本代表としても体現され、郡司は第4戦での2打席連続本塁打、柳町は首位打者に輝くなど日本代表の優勝に寄与した。


閉会式後の集合写真

次の大学日本代表としての試合は8月26日(月)試合予定の高校日本代表との一戦(於神宮球場)。夏の甲子園を沸かせた高校球児との対戦が予想されるが、4年間の成果を披露すべく、決して負けるわけにはいかない戦いとなる。1ヶ月後に日の丸を胸に、躍動する彼らの活躍に期待だ。

(記事:小林歩 写真:左近美月)

◆打撃成績

打順守備位置打者123456789 

39柳町 投安打①四球三ゴロ左安打
5郡司中飛三犠打四球見三振

◆選手コメント

郡司裕也(環4・仙台育英)

ーー率直に今のお気持ちをお願いします

いやぁ、もう最高ですね。

ーー今日の試合を振り返っていかがですか

序盤から自分たちの流れで野球が出来て、最高のチームになったなと思います。

ーーこの大会全体を通してはいかがですか

チームとしては5連勝を目標にしていたのですが、2連敗してしまって、そこから這い上がってこられたので、寄せ集めのチームではありますが1つにまとまっているなという感じがありました。

ーー昨日の試合では2本塁打の活躍でしたがいかがでしたか

選ばれたからには絶対に結果を出してやろう、と思って臨んだので、いい結果になって良かったです。

ーーこの大会を通しての収穫は

いろんな外国人のピッチャーと対戦出来たり、レベルの高い仲間と野球が出来たり、生田監督(亜大)の下で緻密な細かい野球が出来たり、いろんな経験が出来たことが一番の収穫でしたかね。

ーーチーム内ですごいと思った選手はいましたか

みんな凄いんですけど、やっぱり達(柳町)が凄いと思いました(笑)首位打者賞も取りましたし、彼には今後も打ち続けてほしいなと思います。

ーー次は高校日本代表との試合になります

そこに向けては、まず慶大のキャンプなどもあるので、8月の練習をしっかりやってレベルアップして臨みたいと思います。

ーーご自身の今大会での活躍を100点満点で表すと何点でしょうか

難しいですね…80点ですかね(笑)

柳町達(商4・慶應)

ーー優勝した今のお気持ちをお願いします

率直に嬉しいです。

ーー日本代表として日の丸を背負って戦ったお気持ちは

日本の代表として選ばれたので自信というか、思い切ってやってやろうという気持ちでした。

ーーアメリカの選手については

出てくるピッチャー全員150キロ近く投げてくるところやバッティングでもパワーがあるところがすごかったです。

ーー日本代表で印象的だった選手は

森下暢(明大)や早川(早大)などピッチャーが良かったので、ピッチャーがしっかり投げて抑えてくれたところがすごかったと思います。

ーー5試合振り返って

難しい試合というか、アメリカもどんなチームかわからないですし日本のこともわかっていない中で接戦を戦ってきたのが大変だった5戦だったと思います。

ーー今日の試合はいかがでしたか

やはり森下暢はなかなか打たれない、前の試合から打たれていなかったので、早く先制してやろうと思っていました。先制して追加点取ってというのが大きかったと思います。

ーー首位打者賞を獲得されました

僕はたまたま獲れたので良かったなと思います。

ーーバッティングで学んだことは

球が速いピッチャーと対戦したので、どういう対策をしてやっていけばいいのかなということを考えながらやったのが良い結果や成長につながったのかなと思います。

ーー高校日本代表との試合に向けて意気込みをお願いします

高校生には負けられないと思うので、大学生としての威厳を見せつけたいなと思います。