待ちに待ったプロ野球開幕です。

3月と4月は大きくゲーム差も開きませんから、12球団のファン全てが等しく優勝の可能性を感じながら、幸せをかみ締めて観戦できます。野球を愛する誰もがウキウキできるご機嫌な日々。

しかし、喜びの中にわずかな憂いを見せながら、日々の野球ニュースを追いかける女性もいます。巨人のイケメン捕手・小林誠司のファン。「コバギャル」と呼ばれる方々です。

小林誠司と言う捕手

 

 小林は高校野球の名門・広陵高の出身。2007年夏の甲子園決勝では佐賀北に逆転負けを喫して惜しくも準優勝。同志社大、日本生命とアマチュア野球のエリート街道を驀進し、2013年のドラフト1位で巨人に入団しました。強肩を武器に「ポスト阿部慎之助」と正捕手の座に定着することが期待されましたが、小林には弱点がありました。とにかく打てないのです。

 1年目の14年は規定打席には達しませんでしたが、打率2割5分5厘。これがキャリアハイで、17年は同2割6厘、18年は同2割1分9厘と低迷しています。口の悪いファンからは「自動アウト」とも揶揄される始末。阿部が球団史に残る強打の捕手だったこともあり、打撃面での至らなさがどうしても際立ってしまう不運もあります。

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高橋由伸が生きる第二の人生 「巨人しか知らなかった」エリート街道の殻を破る(https://cocokara-next.com/athlete_celeb/yoshinobutakahashi-second-life-1/)

スガコバ

 いやいや。欠点ばかり挙げてもしょうがない。小林を追いかけていると、いいこともたくさんあります。その一つが「スガコバ」バッテリーです。日本最強のエース・菅野智之と小林はは同世代。昨年も菅野は勝利を収めた後、必ず女房役の小林を称える言葉を口にしました。「誠司のリードのおかげです」と。

 この瞬間が、たまらなく誇らしい。

 「スガコバ」は昨秋のセ・リーグクライマックスシリーズ第1ステージ、敵地の神宮球場でヤクルトを相手にノーヒットノーランを達成します。歓喜の抱擁。巨人の正捕手は、来季もやっぱり誠司君じゃなきゃダメだ。そんなコバギャルの確信は、いとも簡単に打ち破られることになります。

 西武・炭谷銀仁朗が巨人にFA移籍-。

 何それ、聞いてないし。実績のある阿部さんや、生え抜きで打撃のいい大城くん(外野にコンバートしたらいいのに!)との競争ならともかく、銀仁朗ってどういうこと? つーか西武ファンから「自動アウト」って呼ばれているじゃん。扇の要に自動アウトが2人って、意味分かんないんだけど。

自動アウト

 ってコバ君、ディスっちゃってマジごめん…。

 確かに打席では凡打が多いけど、鬼肩で二盗を阻止した瞬間、マスクを外して見せる素顔に胸がきゅんとなる。。毎週金曜夜、スガコバタイムからハイテンションで土日になだれ込むあの週末が、たまらなく好き。

 打率を残すことよりも、頭脳的なリードをすることよりも、捕手の一番の仕事は「チームを勝たせること」。首脳陣に怒られても、マニアなおっちゃんに非難されても、そんなのどうでもいい。だって時折見せる笑顔は、本当にステキだから。

 そんなコバギャルの2019年シーズンが、悦びに満ちた一年になりますように。

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]