「ATP1000 インディアンウェルズ」(アメリカ・インディアンウェルズ/3月7~17日/ハードコート)の大会4日目、男子シングルス2回戦で世界52位のアドリアン・マナリノ(フランス)を6-4…

「ATP1000 インディアンウェルズ」(アメリカ・インディアンウェルズ/3月7~17日/ハードコート)の大会4日目、男子シングルス2回戦で世界52位のアドリアン・マナリノ(フランス)を6-4、4-6、7-6(4)のフルセットで破った第6シードの錦織圭(日本/日清食品)が、公式アプリでファンに動画メッセージを送った。

動画で錦織は「みなさん応援ありがとうございました。今日はタフな試合でしたけど、勝つことができました。次の試合に向けて明日調整して、また明後日頑張ります」とファンに向けて語り、最後は頭を下げている。

2時間33分、フルセットを戦い終えて疲れもあったのだろうか、英語の部分で「2回戦進出」と言いかけて「3回戦進出」と言い直す場面も見られた。(錦織は第6シードで1回戦免除のため、2回戦が初戦)

次戦は第28シードのルカ・プイユ(フランス)とホベルト・ホルカシュ(ポーランド)の勝者と3回戦で対戦する。

試合後のインタビューでは「テニス自体は悪くはなかった」「調子は問題無い」と語っていた錦織だが、第2セット、第3セットではミスも多く、マナリノのダブルフォルトに助けられた勝利でもあったと言えるだろう。

自身も「タイブレークでは良いテニスができました」と語っていたように、最後は錦織らしいプレーでマナリノに勝利していた錦織。また、この試合ではいつもとは違い、帽子やハチマキを使用せずに髪を七三にセットして臨んでいた。

次戦も同じように錦織らしいプレーとフレッシュな気持ちで試合に臨んで勝利をつかみ、4回戦進出を果たしてもらいたい。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATP1000 インディアンウェルズ」での錦織圭

(Photo by Matthew Stockman/Getty Images)