国際サッカー連盟(FIFA)は2月26日、国別対抗の『FIFA 19』を使用したeスポーツ大会「FIFA eNations Cup 2019」(eネイションズ杯)の概要を発表した。同大会は、FIFA年間トーナメント「EA FIFA 19 Global Series」の一環として行われ、今回が初開催となる。

各大陸の統括団体であるUEFA(欧州サッカー連盟)、CONCACAF(北中米カリブ海サッカー連盟)、CONMEBOL(南米サッカー連盟)、CAF(アフリカサッカー連盟)、AFC(アジアサッカー連盟)、OFC(オセアニアサッカー連盟)と連携し、合わせて16の国家代表が招待されるとのこと。

■個人と個人ではなく、国と国が戦う新しいフォーマット


(写真:FUT Champions Cup 2月アトランタ大会の模様)

同大会は、「FUT Champions Cup」、「FIFA eClub World Cup」に同様に、FIFAグローバルシリーズの主要大会と同等に扱われる。高額賞金に加え、FIFAグローバルシリーズポイントとして1,500ポイントが提供される。

FIFAのデジタルトランスフォーメーション&イノベーション事業部の責任者ルイス・ビセンテ氏は、「国と国とが戦うフォーマットを提供することは、eFootballの次なる発展にとって非常にエキサイティングであり、重要なステップです」と同大会の持つ意義を語っている。

■日本チームの出場は不透明


(写真:FIFA eClubW杯の模様)

スペインの新興eスポーツメディア「World Gaming Arena」は、eネイションズ杯に出場する16カ国とその参加選手を予測している。同メディアによれば、AFC(アジアサッカー連盟)枠は1つ。サウジアラビアが想定されている。現在、今シーズンのFIFAグローバルシリーズ・ポイントランキングにおいて、PlayStation部門にナスリ選手が辛うじてTOP30位圏内にいるのみとなっている。この状況を鑑みれば、日本チームの出場は難しいかも知れない。

■国対国による対戦こそ、本来のワールドカップ形式


(写真:アジア大会ジャカルタ2018決勝戦後、国旗掲揚セレモニーの模様)

『FIFA 19』による年間トーナメントFIFAグローバルシリーズにおける、通常のeスポーツ大会は個人戦である。FIFAグローバルシリーズの最終決戦である「FIFA eWorld Cup 2019」も、ワールドカップの名を冠しているものの、個人対個人の戦いとなっている。国と国がぶつかり合う意味において、「FIFA eNations Cup 2019」こそ、本来のワールドカップの愉しみが表現されるかも知れない。

■関連リンク

The next level of eFootball – FIFA introduces the FIFA eNations Cup™ https://www.fifa.com/fifaeworldcup/news/the-next-level-of-efootball-fifa-introduces-the-fifa-enations-cuptm?_branch_match_id=610373334757767844

(編集●VAMOLA eFootball News編集部)