2月9日、伊勢フットボールヴィレッジにて、Mie eSports event in 伊勢志摩 ウイニングイレブン2019が開催された。当日は、大会への出場者が16名、一般の見学者が約50名、メディアはテレビと新聞が3社と、活況を呈した大会と…

2月9日、伊勢フットボールヴィレッジにて、Mie eSports event in 伊勢志摩 ウイニングイレブン2019が開催された。当日は、大会への出場者が16名、一般の見学者が約50名、メディアはテレビと新聞が3社と、活況を呈した大会となった。

岐阜県から参加したウイイレ歴7年のミニオンさんが見事に優勝を飾った。また、ゲストにJeSU公認プロライセンス保持者のユウタム選手とFC.ISE-SHIMA理事長の小倉隆史氏が登場した。2人はエキシビションマッチでタッグを組み、大いに会場を盛り上げた。そこで、大会の模様やユウタム選手のコメントなどをお伝えする。


(写真:左・優勝のミニオン選手、右・小倉隆史氏)

■大会の目的

三重県eスポーツ協会によると大会の目的は下記の通り

来秋に開催される「全国都道府県対抗eスポーツ選手権2019IBARAKI」へ向けて三重県代表選手の発掘の場とする。プロeスポーツ選手とFC.ISE-SHIMA理事長小倉隆史氏とのスペシャルマッチも企画。年代性別を問わず、誰もが参加でき、また翌年の全国大会に向けての人材発掘eスポーツの魅力を伝える。

次回の大会開催も決定しており、三重県eスポーツ協会では今後も積極的にオフライン大会を開催していくとのこと。


(写真:伊勢フットボールヴィレッジ内試合会場の様子)

■大会の参加者

大会の一般参加者は総勢16名、その内訳は下記の通り
県内7名 志摩・鳥羽・鈴鹿・伊賀・松阪
県外9名 長野・岐阜・和歌山・東京・大阪・兵庫

■試合形式

トーナメント:1on1トーナメント形式
エキシビション:ゲスト2名との2 on 2

■試合結果

【決勝トーナメント1回戦】
トクマル0 – 4よりちゃん
ミズノ0 – 5シュウト
マツ0 – 4ミニオン
トラ0 – 7時代
タナカ0 – 9かまんじ
キョウヘイ0 – 2だい
MA2 – 0FD
ナイキ0 – 2olivia

【ベスト8】
よりちゃん4 – 2シュウト
ミニオン6 – 3時代
かまんじ3 – 2キョウヘイ
MD2 – 1ナイキ

【ベスト4】
よりちゃん1 -1ミニオン (PKにより決着)
かまんじ1 – 3MD

【決勝】
ミニオン3 – 1MD

【エキシビションマッチ】
小倉隆史氏&ユウタムプロ 0-2 ミニヨン&FD


(写真:エキシビションマッチの様子)

■ユウタム選手コメント

VAMOLAは大会終了後、独自にユウタム選手へ、大会全体の感想や今大会でのプレイ特徴などを聞いた。

―大会のプレイ特徴
「チームはバルセロナ、アーセナル、リバプールの3チームが満遍なく使用されていました。戦術としては、クロスを適当にあげるわけではなく、みんなパスをしっかり繋いで崩そうとしていて好感をもちました。ただ、初めて大会に参加された選手が多く、ゴールを決めてもみんな控え目だったので、もっと喜んだりガッツポーズをするような選手がいて欲しいとも思いました。」

―大会全体の感想
「今回は三重県初のesportsイベントであり、開催して頂いたFC.ISE-SHIMAと三重県eスポーツ協会にはとても感謝しています。僕はエキシビションのみの参加でしたが、三重県内だけはでなく、県外からも多くの選手にご参加頂き、非常に盛り上がりました。

優勝のミニヨン選手、準優勝のMA選手、ベスト4のよりちゃん選手・かまんじ選手、この4人は特に実力があり、甲乙をつけがたかったかなと思います。

また、伊勢フットボールヴィレッジのグラウンドでは少年サッカーが開催され、子ども達がウイニングイレブン大会を見て「うまい!」とか「すごい!」などと言ってくれて嬉しかったです。リアルサッカーとesportsを一緒に開催することによる相乗効果や、両方を知ってもらえるきっかけにもなり、この形態は今後も増えていくだろうと感じました。エキシビションマッチでは憧れの小倉隆史さんとチームを組んで試合をさせて頂きました。

大きなリアクションで会場を沸かせてくださり、子ども達がたくさん見にきてくれたこともあって、当日一番の盛り上がりとなりました。オグさんにゴールを決めさせることが出来なかったのは残念ですが、とても楽しい時間でした。

今回この1回だけで終わりではなく、三重県でイベントを継続して開催できるよう、僕も微力ながらお手伝いしたいと思っています。次回のイベントも計画中とのことですので、期待していてください。参加して頂いた選手、観戦して頂いた皆さん本当にありがとうございました。(三重県出身ウイニングイレブンプロプレイヤーユウタム)」


(写真:左・小倉隆史氏、右・ユウタム選手)

「全国都道府県対抗eスポーツ選手権2019IBARAKI」へ向け、各都道府県でもこのような動きが今後は加速していくことになるだろう。

(文●fanatic wilkinson’s)
(編集●VAMOLA eFootball News編集部)