1月25日から27日の3日間、『FIFA 19』の世界大会シリーズ「FUT Champions Cup January」がルーマニアの首都ブカレストで開催された。優勝を飾ったのはドイツ代表の16歳、ダレン・マイク(DullenMike)選手。今シーズンはもとより、過去最年少のFUT大会チャンピオンとなった。同選手は賞金5万ドル(約546万円)と、FIFAグローバルシリーズの1500ポイントを獲得した。

■EA SPORTS FIFA公式Twitter

ダレン・マイク選手はXbox One部門に出場。予選スイスラウンドを突破すると、決勝トーナメントで2017年世界王者スペンサー・イーリング(GOLLIRA)選手や、アヤックス・ダニー(Ajax Dani)選手といった有名選手を次々に倒しXbox One部門を優勝。PlayStation4部門で優勝した同じドイツ代表ハスー(Hasoo)選手との最終決勝戦(※)に臨んだ。

■Grand Final DuleenMike選手対Hasoo選手

最終決勝戦はプレイステーション4とXbox Oneの両コンソールを順番に対戦する。プレイステーション4を使用した第1戦、DullenMike選手は2対1として接戦を勝利する。第2戦は自らのホームコンソールでもあり安定した戦いを披露する。最終スコアを2対0とし、2試合合計4対1でDullenMike選手が初栄冠を飾った。

eW杯の現役世界王者ドッサリ(Msdossary)選手とテックズ(F2Tekkz)選手が、今シーズンのFIFAグローバルシリーズ2つの「FUT Champions Cup」で優勝していた。ダレン・マイク選手は今シーズン3人目の優勝者となった。試合後、ダレン・マイク選手はメディアのフラッシュインタビューに応じた。

--チャンピオンになった感想を
言葉にできないです。トロフィーを手に入れて、もう本当に嬉しいです。

--試合を振り返って
シュートを打てたことは良いのですが、バーやポストに8回も当ててしまいました。(第1試合の)最後64分の時に決めることができて良かったです。

--過去最年少での優勝となりました
今までの中でも最高の気持ちです。とても大きな達成感を味わっています。

--5万ドルの賞金はどうしますか
わかりません。クオーターファイナルで、1万3千ドルを得たときにもどうしようか思いつきませんでした。これからよく考えようと思います。

■DullenMike選手のTwitter

■Hasoo選手のTwitter

なお、日本からはアジア予選を突破したナスリ選手がPlayStation4部門で、ビッグマシーン選手がXbox One部門で出場したが、ともに予選スイスラウンドで敗退している。両選手の大会結果と感想を語ったインタビューは、後日別記事にてお伝えする。

※大会のトーナメント形式について
予選スイスラウンドは、PlayStation4とXbox Oneの各コンソールごと32名の出場者がランダムに選ばれた他の対戦相手と戦う。出場者は、試合直前にマッチングされた類似した成績の対戦相手と最大で5試合戦う。出場者が同じ相手と2度戦うことはない。

3勝した出場者はノックアウトステージに進出できる。3敗した出場者はその時点でトーナメント敗退が決まる。各コンソールごとにトップ16に残った選手は、シングル・エリミネーション方式のノックアウトステージへと進む。各コンソールの優勝者同士が、お互いのコンソールを順番に対戦する最終決勝戦によって、FUT Champions Cupの優勝者が決まる。

(取材●Akira Kurosawa)
(編集●VAMOLA eFootball News編集部)