スイス・グスタードで開催された「グスタード女子選手権」(WTAインターナショナル/7月11~17日/賞金総額25万ドル/クレーコート)の決勝で、ビクトリヤ・ゴルビッチ(スイス)が第3シードのキキ・バーテンズ(オランダ)を4-6 6-3 …

 スイス・グスタードで開催された「グスタード女子選手権」(WTAインターナショナル/7月11~17日/賞金総額25万ドル/クレーコート)の決勝で、ビクトリヤ・ゴルビッチ(スイス)が第3シードのキキ・バーテンズ(オランダ)を4-6 6-3 6-4で下して優勝した。  第1セットは4-4からブレークしたバーテンズが獲得したが、続く2セットはゴルビッチが新たな力を発揮した。

「4-4でゲームを失ったときは本当に辛かった。私は多くのミスをおかし、彼女にプレゼントをあげてしまっていたと思う。でもその第1セットのあと、私は新たなエネルギーを見つけだそうとした。私にとってはそこから、ゼロからの新しい試合が始まったの」とゴルビッチ。  ウィンブルドン前のスヘルトーヘンボス(オランダ)でWTA大会で初めて準々決勝に進んだ23歳のゴルビッチは、その1ヵ月後に初タイトルを獲得した。

 この急上昇を振り返り、ゴルビッチは「本当に驚くべきこと。4月にカトヴィツェ(ポーランド)の大会で1年ぶりにWTA大会の本戦に出場でき、そこで1回勝った。それからスヘルトーヘンボスで準々決勝に進出した。本当に新しい経験だった」と驚きを隠さなかった。

 「そこから私はさらに上達し、そして今ここで優勝者となれた。本当に信じられない、素晴らしいわ」。(C)AP