7日、一般社団法人WOMEN IN MOTORSPORT(WIMS)は、モータースポーツ界や自動車産業界で活躍する女性を発掘・育成する「Women in Motorsport Project」の5期生募集開始を発表した。対象は幅広く、ビデオ…

7日、一般社団法人WOMEN IN MOTORSPORT(WIMS)は、モータースポーツ界や自動車産業界で活躍する女性を発掘・育成する「Women in Motorsport Project」の5期生募集開始を発表した。対象は幅広く、ビデオゲームスポーツでプロを目指すeスポーツレーサーも対象になっている。

Women in Motorsport Projectは、WIMSがFIAやJAFとともに推進する活動の一環で、レーサーに限らず、エンジニアやメカニック、そしてカーインストラクターなど、モータースポーツ界や自動車産業界での活躍を志す女性を幅広く募集し、選抜された選手らの支援や機会提供、練成を行なうプロジェクトだ。2015年に1期生の募集が始まり、着実に成果をあげてきている。過去4年の間、14~68歳の約1000人から応募があったという(活動の牽引役は世界耐久選手権=WEC等で活躍の国際レーサー、井原慶子さん)。

2019年、5期生の募集(2月17日締め切り、募集人員は10名程度)にあたっては、このところ国内外で存在感を高めてきているeスポーツの(自動車競技系の)プロを目指す女性も対象とされている。eスポーツのプロレーサーを目指す女性が5期生に選抜されれば、女性の躍進と新形態競技の発展、新たな波同士の融合にも大きく寄与することが期待される。

また、“リアル”な世界の方では2019年スーパー耐久(S耐)参戦ドライバーのオーディションも実施。こちらは書類選考のための応募書類締め切りが1月20日必着、同27日には富士スピードウェイでの実技選考(参加料が必要)という流れになり、合格者には今季S耐のテストデイ/レースに参戦できる機会をLove drive 株式会社が提供する(フルサポートドライバー2名、サポートドライバー若干名)。

募集の詳細等についてはWIMSのホームページにて。