プロ野球OBが週に1度指導する少年野球クラブ「OAKS BASEBALL CLUB」が人気を呼んでいる。コーチ陣は元横…

 プロ野球OBが週に1度指導する少年野球クラブ「OAKS BASEBALL CLUB」が人気を呼んでいる。

コーチ陣は元横浜(現DeNA)の斉藤明雄氏、下窪陽介氏、古木克明氏、元西武の大友進氏、岡本篤志氏。巨人でコーチ就任が発表された鈴木尚広氏、秦真司氏も今年は指導に当たっていた。

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 場所は都内の駒沢公園軟式野球場。幼稚園児、小学生低学年、小学生高学年と3つのカテゴリーに分け、元プロ野球OBが1時間丁寧に指導する。

篠田哲次代表は「野球を好きになってもらうことに重点を置いています。初心者の子供たちも大歓迎です。プロ野球のOBの方たちは教え方が丁寧で1人1人の才能や個性を伸ばすのがうまい。子供たちが野球がうまくなって楽しそうな顔を見るのが一番うれしいですね」と声を弾ませた。

 26日は斉藤明雄氏が指導。園児を対象にした野球教室で投げる瞬間に視線が上がり、制球がままならない男児がいた。「目標とするところを見て投げるんだよ」と両肩に手を置いて優しく助言。男児が指導通り視線を目標物に向けてストライクを投げると、「ナイスボール!ナイスボール!」と両手を叩いて拍手し、男児はうれしそうな顔でうなずいていた。小学生低学年の部ではキャッチボールで胸の位置に返球するように助言。「ワンバウンドでもいいよ。相手が取りやすい位置に投げることが大事なんだよ」と説明した。

 

 この野球教室の特徴としてプロ野球OBは技術的な指導で怒ることはないので、子供たちが伸び伸び野球をしている。ただ自主性を重んじるのではなく、「挨拶はきっちりしよう。友達が近くにいるときはバットを振るのは危ないからダメだよ」と教育的観点で指摘することも。保護者が安心して子供を預けられる秘訣かもしれない。

 同クラブはヤクルトで今季バッテリーコーチを務めていた野口寿浩氏から17年1月に運営権を引き継ぎ、まもなく3年目に入る。子供の数は20人から現在は32人と順調に伸びている。篠田代表は「誰でもうまくなれる可能性がある。このOAKSからプロ野球選手やメジャーリーガ-が将来誕生したらうれしいですね」と優しい表情で子供たちを見つめていた。

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

OAKS Baseball Club (オークス ベースボール クラブ)

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